国立公文書館は、江戸時代に大名家から将軍の紅葉山文庫や昌平坂学問所に献上・寄贈された多数の文献などを所蔵しています。このうち江戸時代の大名の言行録や編著書等を多数展示。殿様たちの多彩な知識と旺盛な好奇心が学問芸術の振興を促した跡をたどり、あわせて今日にも通じる政治や人生の教訓に光を当てます。
【主な展示資料】
・寛永諸家系図伝(幕府が編纂した大名旗本諸家の系譜)
・花月双紙(松平定信の随筆・自筆本)
・礼儀類典(徳川光圀が編纂させた朝廷儀式の資料集)
・成形図説(島津重豪の命で編集刊行された農書)
その他、約60点を展示。