大塚・歳勝土遺跡は、1986(昭和61)年に国指定史跡として指定されました。今年は指定から20周年、保存整備された遺跡公園として開園してから10周年という節目の年にあたります。
大塚・歳勝土遺跡は、弥生時代の環濠集落の全容が明らかになった上、集落と墓域が隣接して立地するという当時の人びとの生活形態の一例を明瞭に示す例として注目を集めてきました。
展覧会では、大塚・歳勝土遺跡のうち特に墓域に着目し、近隣の遺跡とともに、前後の時代の墓の変化を探ることで、大塚・歳勝土遺跡の姿を復元していきます。
また、本展覧会は川崎市市民ミュージアムと府中市郷土の森博物館と連携し、共通テーマをもって行っています。