切手と言えば、四角形であると考えている方も多いのではないでしょうか。
国連機関である万国郵便連合では、「原則として縦および横の長さがそれぞれ15ミリメートルを下回らず、かつ、50ミリメートルを超えないことを条件として、いかなる形態も有することができる」と、切手の形態を定めています。そこで、世界中では、実に多数のまるい切手が発行されています。日本では、1999年に初めて円形切手を発行し、現在までに14種あります。
本展では、世界の円形切手、デザインの中に○があるもの、丸い物体や球体を描いた切手など様々な“まる”にちなむ切手を特集します。
また、大変珍しい1852年にインドのシンド州で発行された世界最初の円形切手を展示します。