タイトル等
瑛九 フォトデッサン展
会場
国立国際美術館
会期
2005-10-22~2005-12-18
休催日
毎週月曜日
開催時間
午前10時~午後5時、金曜日は午後7時(入館は閉館の30分前まで)
観覧料
当日 一般420円 大学生130円 高校生70円
団体 一般210円 大学生 70円 高校生40円
※団体は20名以上
概要
瑛九(えいきゅう1911-1960 宮崎市生まれ)は、1930年代から1950年代にかけて、広範な芸術分野で、一貫して前衛的な創作活動を展開した作家でした。その表現領域は油彩画、銅版画、リトグラフ、写真と多岐にわたり、実験的な作品を発表しながら、一方では美術評論家、教育家としても活躍した多才な人物でした。
本展は、その中でも特にフォト・デッサンと呼ばれる写真作品に注目し紹介するものです。
フォト・デッサンとは、一般的にはフォトグラムと呼ばれる写真技法で、この技法による瑛九の写真作品を指す造語です。印画紙の上に直接物体を置き、感光させた後、現像することによって、即物的でありながら幾何学的あるいは有機的形象によるコンポジションを作り出したり、そこに幻想的なイメージを現出させたりするフォトグラムという技法は、カメラを用いない写真表現として、既に18世紀の後半には発見されていましたが、20世紀に入るとマン・レイやモホリ・ナギをはじめとする芸術家らによって、実験的な写真技法、前衛的な美術表現として多く試みられるようになりました。
瑛九はフォトグラムの制作にあたって、印画紙をキャンバスに見立て、画家がデッサンをするような感覚で印画紙に向かいました。フォト・デッサンという名前は、そのような瑛九の意図を反映するものといえるでしょう。本展では、瑛九が残した数百点にのぼるフォト・デッサンの中から、戦前から戦後にかけての代表作約70点に加え、制作に用いられた道具や型紙などの資料、そして晩年の油彩画を展示することで、そのフォトグラムとしての特徴や、写真と絵画との制作上の関連性などについて、多角的な検証を試みるものです。
ホームページ
http://www.nmao.go.jp/
展覧会問合せ先
06-6447-4680(代)
会場住所
〒530-0005
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
交通案内
電車をご利用の場合

■京阪
中之島線 渡辺橋駅(2番出口)より 南西へ徒歩約5分
淀屋橋駅(7番出口)より土佐堀川を越え 西へ徒歩約15分

■地下鉄
四つ橋線 肥後橋駅(3番出口)より 西へ徒歩約10分
御堂筋線 淀屋橋駅(7番出口)より 土佐堀川を越え西へ徒歩約15分

■JR
大阪環状線 福島駅 / 東西線 新福島駅(2番出口)より 南へ徒歩約10分
大阪駅より 南西へ徒歩約20分

■阪神
福島駅より 南へ徒歩約10分

■阪急
梅田駅より 南西へ徒歩約20分

バスをご利用の場合

■中之島ループバス「ふらら」
淀屋橋駅(4番出口) 西へ100メートル 「淀屋橋」(土佐堀通/住友ビル一号館前)より 「市立科学館・国立国際美術館前」下車すぐ

■市バス
JR大阪駅前より53号・75号系統で「田蓑橋」下車、南西へ徒歩約3分

※美術館には専用駐車場はありません。
ご来館は、電車・バス等をご利用ください。
心身に障害のある方で車でのご来館を希望される場合は、美術館北側の有料駐車場をご利用いただきますようお願いします。
ホームページ
http://www.nmao.go.jp/
大阪府大阪市北区中之島4-2-55
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