戦後、日本は高度経済成長を経て国際社会の一員としての地位を築くに至りました。若い作家たちは進んで欧米の美術に触れ、それをいち早く昇華し、新しい芸術制作を展開していきます。世界美術の潮流もアメリカ的な資本主義のもと、ポップアート、ミニマル・アート、パフォーマンスアート、インスタレーションアート、ニュー・ペインティングなど様々な芸術の可能性を追求していきます。
今回の展覧会では、館蔵品の中から、①1960年以降の日本現代アートの動向、②アンディ・ウォーホル以降のアメリカ美術の二つのテーマに分け、展示いたします。
ぜひこの機会にご来館いただき、難解で近寄り難い現代アートのイメージを一新し、自分なりの感じ方で楽しんでください。