■日本現代工芸美術展 今春第44回の日本現代工芸美術展は、戦後の革新的な工芸運動を活発に展開しています。 日本を代表する現代工芸作家、蓮田修五郎(金属)、高橋節郎(漆)、奥田小由女(人形)、大樋年朗(陶)、三谷吾一(漆)を始め今年度の受賞作品など約80点と神奈川、静岡で活躍する若い作家の大作約50点を展示します。 金属、陶磁、漆、染織、七宝、人形、革、木、竹、ガラスにみえる斬新な感覚と熟練の技を、心ゆくまでご感得ください。 ■特別展 メタルアートの世界(第23回日本金属造型作家展) 金属(メタル)を素材に造型活動をしている41名の彫刻家や工芸家が所属や団体の立場を超えて一堂に集まり、金属を共通の素材として各々の感性や技術を自由奔放に駆使した作品をご紹介します。金属の強固な表情や柔らかで加工しやすい性質を巧みに表現したり、鏡面のような仕上げから錆びをまとった作品まで、金属造型は実に多くの表情をもっています。この機会にぜひ金属造型の魅力をご鑑賞ください。