早川義孝は1936(昭和11)年に東京に生まれ、高校時代に全日本学生油絵コンクールで文部大臣賞を2年連続で受賞。26歳のときに新槐樹社代表堀田清治のすすめで新槐樹社展に出品し、本格的な制作活動にはいりました。
花や月、サーカス小屋、船、小鳥をモチーフにした作品は幻想的で、はじめて見る世界のようなみずみずしい美しさを観る人たちに語りかけます。
本展覧会では代表作の「シンドバッドの船」をはじめとする絵画作品の他に、独特の自由詩の書き込まれた絵つけ陶器や行灯などを展示し、夢あふれる早川義孝の世界を紹介いたします。