新見美術館は、平成2年11月1日に開館し、本年開館15周年を迎えます。その間、郷土出身作家をはじめ、多くの方々のご好意により、貴重な作家の寄贈をいただき、日本画、洋画、工芸、彫刻、書など幅広い収集活動を行ってまいりました。
このたび、開館15周年を記念して、所蔵作品1100点余りの中からテーマに沿い、コレクションの大公開を3期に分けて行います。
その第1弾は備前焼にスポットをあて、金重陶陽、藤原啓、藤原雄、伊勢崎淳ら人間国宝の作品から、岡山県重要無形文化財保持者や現在活躍中の若手作家までの作品30点余りを紹介します。
また、同時開催として、新「新見市」誕生を記念して、新見ゆかりの作家たちを取り上げ、本展と秋の2回に分け紹介します。