上野憲男は、現代洋画壇のなかで異彩を放つ、青の画家として知られています。
20代のはじめ自由美術展で難波田龍起に注目され、一躍脚光を浴びました。
以後「第7回東京ビエンナーレ国際美術展」「現代美術の動向展」など、国内外で作品を発表し、高い評価を確立しています。
湧き上がる喜びや悲しみ、不安や希望、そして生きる証が刻まれた作品は詩情にあふれ、豊かな世界が感じられます。
上野憲男は今回の展覧会開催のために、2000年から2005年までの5年間を費やし、200点近い作品を制作しました。
油彩だけでなく、水彩やオブジェ、そして写真にも上野憲男の独自の世界が広がっています。
本展覧会では、それらの新作から厳選した約100点を展示いたします。
記念出版 : 「上野憲男 作品集」(2,600円)を刊行いたします。
上野憲男サイン会 7月9日(土) 午後2時より