20世紀のわが国洋画壇を代表する文化勲章受賞者の小磯良平画伯(1903~88)の業績を顕彰するために創設した「小磯良平大賞展」。年齢や国籍など一切問わず、具象、抽象の区別もなく、テーマや画材の制限もない自由で開かれたビエンナーレ方式(隔年開催)の公募展で、次代を担う作家の発掘を目指しています。
第7回を迎える今回は、国内外から716作家の力作1094点の応募がありました。本展では、厳選された大賞1点、優秀賞1点、佳作賞4点、入選46点の合計52点を展示します。
都会や自然の風景、人物、心象世界、動物などモチーフは様々ですが、いずれも個性豊かな魅力あふれる作品ぞろいで、新しい絵画の可能性を探る絶好の機会といえるでしょう。