空調設備改修工事のため休館していました岐阜県美術館が5ヶ月ぶりにオープンします。休館中、県内外各地の美術館等で展示収蔵されていた作品が、久しぶりに岐阜県美術館に帰ってきました。それを記念して、当館所蔵の名品展を開催します。
岐阜県美術館は、世界に誇るルドンのコレクションはもとより、前田青邨、川合玉堂、山本芳翠、熊谷守一、荒川豊藏、加藤卓男など郷土ゆかりの作家たちの充実したコレクションで知られています。さらに、奥村土牛、伊東深水、岸田劉生など、近・現代美術史上重要な足跡を残す日本の作家や、ルノワール、モロー、ミロなど著名な西洋の作家たちの優れた作品も収集してきました。
本展では、これらの所蔵品の中から選びぬいた150点を一堂にご紹介します。これだけ大規模な所蔵品展は、初めての試みです。この機会に、数々の名品の魅力を充分にお楽しみください。