財団法人 遠山記念館(所在地:埼玉県比企郡川島町白井沼675、館長:関口正之)では、平成17年1月8日(土)から1月30日(日)より新春展示として『初春を寿ぐ』展を開催いたします。
古来からお正月は、その都市の五穀豊穣や家内安全をもたらす「年神様」を迎える年中行事として、人々の間で大切に行われてきました。今回の『初春を寿ぐ』展では、松竹梅や鶴亀、七福神、また来年の干支で鶏などおめでたいモチーフの美術工芸品や羽子板・凧をはじめとする、子どもたちの正月遊びに関連した作品など、初春を彩るにふさわしい品々を展示致します。また、正月飾りとして、高さがおよそ2m50cm程もある、生花で表現された宝船も展示予定です。
尚、当館では毎月一回、遠山邸の大広間にて「投扇興を楽しむ会」を行っています。投扇興は、新年の季語でもあり、このたびは本展示に関わるイベントとして「お正月 大投扇興大会」を行います。開催日は1月9日(日)と1月23日(日)を予定しておりますので、奮ってご参加下さい。
是非、財団法人 遠山記念館『初春を寿ぐ』展にて華やかで楽しい、お正月の世界をご鑑賞下さい。
※会期中ご来館下さった方々に、お年玉としてお好きな絵はがき3枚を差し上げます。