素描展 それぞれの視界
東京藝術大学大学院美術研究科日本画第二研究室の学生と教員が、各々の素描を一堂に持ち寄り展示いたします。
素描は作品のための資料としての役割を担う一方、それ自体が一つの行為として完結する作品としての側面も持っています。
今回の素描展のために、神代植物園にて全員で素描を行いました。同じ場所、同じ時間で描かれた素描を一堂にならべることで「それぞれの視界」を表現しました。立体的に展示をすることで、場所への想像が膨らむ空間になっています。
また本年度は、招待作家として岡村桂三郎先生をお招きしました。今回のテーマである「それぞれの視界」がより一層多種多様なものになることを期待しております。
ご高覧いただければ幸甚に存じます。 令和6年 初夏
東京藝術大学大学院美術研究科日本画第二研究室一同