遠藤昭吾(1930~2020)は、山形県東村山郡天童町(現在の天童市久野本)に生まれました。美術教師をしながら天童市内の美術団体・村山美術に所属。山形市の彫刻家・長橋阿久於のもとで指導を受け、裸婦像や孫たちの肖像を山形県総合美術展(県美展)や東北現代美術協会(北展)で発表しました。また、村山美術では会長・名誉会長を務めました。
伊藤有光(本名:光太/1948~)は、山形県東村山郡天童町(現在の天童市田鶴町)に生まれました。表具師として仕事をしながら日本画を独学し、天童市内の美術団体・宝樹社と村山美術に所属。風景作品を多く制作し、春光会展を中心に作品を発表しています。また、宝樹社会長と天童市芸術文化協会会長を務め、現在は村山美術会長として活躍しています。
天童市の芸術文化の振興のために大きく貢献する二人の作品と業績をご紹介します。