◇心をつなぐポエムの架け橋
最近は、大人社会も子ども社会も変です。欲望の短絡的な実現願望が、至るところで暴力化し、最も助け合うべき家族同士でさえも、危機に見舞われることがあります。
「少年少女詩」や「童謡詩」の一節は、荒んだ心と心に信頼の架け橋を渡し、忘れかけていた「優しい心」に気づかせてくれます。
◇豪華な顔ぶれ
今回の企画展は、現在、全国の第一線で活躍中の少年少女詩・童謡詩人72人の自筆作品と、イラストレーターによる書き下ろしイラストで構成されています。これほどの豪華メンバーの作品が一堂に展示されるのは、全国的に大変珍しいことです。ここでの展示作品との出会いは、童謡絵本や詩集・教科書などを、もっと身近なものにしてくれるでしょう。
詩とイラストの織りなすハーモニーが、「ポエムの国」を彩ります。