タイトル等
コレクション展
現代書を拓く
会場
佐久市立近代美術館 油井一二記念館
会期
2024-05-18~2024-06-23
休催日
月曜日(月曜日祝日の場合は翌日休館)
開催時間
9:30~17:00
観覧料
一般520(410)円、学生410(310)円
※( )内は20名以上の団体料金
※障がい者手帳等の提示により無料(本人及び介助者1名)
※全国子育て支援パスポートの提示により団体料金(同行家族全員対象)
18歳未満無料(高校生も無料)
主催者
佐久市、佐久市教育委員会
概要
現代の書表現は、実に多様です。大字仮名や少字数書、一字書、漢字仮名交じりの書、刻字、中国明清の時代の長条幅をベースとした多字数書など、展覧会に足を運べば多彩な表現に出会えます。「書は文字を素材とした視覚芸術」だといわれますが、今日においては、いわゆる「前衛書」など、「文字」という縛りから脱却した書表現も確認できます。
現代のような様々な書表現が誕生したのは、近代以降です。大正15年(1926)の東京府美術館(現 東京都美術館)開館を契機として、書の展示の場は美術館を主とすることとなり、以降、書は徐々に会場芸術としての自覚を深めました。美術館などの広い会場、高い天井、西洋風の壁面に適した表現を追求した結果、新たな表現が次々と誕生しました。そして、昭和23年(1948)の日本美術展覧会(日展)の書部門設置や、同年の全日本書道展(現 毎日書道展)の開催が、これの後押しとなりました。
新たな書表現の誕生はまた、書家が学ぶ古典や選文にも影響を与えました。近代より前にはあまり目が向けられてこなかった金文などの中国の古代文字や明清の時代の長条幅などを背景とした作品も多く生まれ、選文に関しても文字の意味内容よりも造形性を重視して選択されることも増えました。
本展では、佐久市立近代美術館のコレクションから現代的な書表現に注目して選んだ作品を紹介します。現代書の様々なジャンルに触れていただくとともに、書家ごとの表現の違いを味わってみてください。
イベント情報
●開館記念日 無料開放
5月26日(日)

●「展覧会ガイド」学芸員による作品解説*
6月8日(土)、6月22日(土)14時~

●書道ワークショップ「書にあそぶ」 要申込
6月15日(土)
[講師]石飛博光(書家)
[場所]佐久市立近代美術館 視聴覚室
[参加費]500円(材料費等)
[概要]佐久にまつわる俳句や詩を書きます。最後には、参加者全員で合作もつくります。
1 13時30分~14時30分
[対象]小中学生 [定員]10人程度
※小中学生は保護者の同伴も可。保護者も参加する場合は別途参加費が必要です。

2 15時00分~16時30分
[対象]高校生以上 [定員]10人程度

●*印のイベントは観覧料のみでご参加いただけます
●「要申込」のイベントは5月1日(水)9時から佐久市LINEおよび電話(0267-67-1055)で申込受付を行います(先着順)
ホームページ
https://www.city.saku.nagano.jp/museum/special-exhibitions/exhibition_2405-06.html
会場住所
〒385-0011
長野県佐久市猿久保35-5 (駒場公園内)
交通案内
鉄道
[新幹線]
JR長野新幹線 佐久平駅下車、タクシーで約10分

[JR小海線]
・JR小海線 北中込駅下車、徒歩約15分
・JR小海線 岩村田駅下車、タクシーで約10分
・JR小海線 中込駅下車、タクシーで約10分

お車
[上信越自動車道]
佐久I.C または 佐久平スマートI.C(ETC専用)から
国道141号線を南下 約15分

[中央自動車道]
須玉I.Cから 国道141号線を北上 約90分

[中部横断自動車道]
佐久南I.Cから(佐久小諸JCT―佐久南I.C間無料)
国道141号を北上 約15分

[国道18号線]
・軽井沢方面から 三ツ谷東交差点を南下 約20分
・小諸方面から 平原交差点を右折国道141号線を南下 約20分
ホームページ
https://www.city.saku.nagano.jp/museum/
長野県佐久市猿久保35-5 (駒場公園内)
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