- タイトル等
THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦
- 会場
- うらわ美術館
ギャラリーABC
- 会期
- 2024-11-16~2025-01-19
- 休催日
- 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)、展示替え期間、休館期間
(9月頃まで空調設備改修のため休館中。その他、臨時に休館することがあります)
- 開催時間
- 午前10時~午後5時
金曜日・土曜日のみ~午後8時
展示室への入室は閉館30分前まで
展覧会によって異なる場合があります
- 観覧料
- 展覧会によって異なります
・20名以上は団体割引
・障害者手帳をお持ちの方および付添いの方1名は半額
・観覧済の有料入館券の提示により、リピーター割引
(団体料金。観覧日から1年以内、1名様、1回限り有効)
・教育課程に基づく学習活動の減免についてはお問い合わせください
- 概要
約1年にわたる長期休館後のリニューアル・オープン企画として、近年注目を浴びている「新版画」に着目した展覧会を開催します。
渡邊庄三郎(1885-1962)は、江戸時代に確立された浮世絵木版画(錦絵)の高度な彫りの技術やバレン摺りが生み出す特有の美しさに魅了され、伝統的な浮世絵の技術と新しい絵画表現との融合を目指しました。明治42年(1909)、東京・京橋に渡邊版画店(現・渡邊木版美術画舗)を構え、浮世絵の研究や販売を行う傍ら、大正4年(1915)から、来日していた外国人画家作品の版画化を試み、鏑木清方門下生ら新進気鋭の画家たちを絵師として起用します。高品質な材料、優れた技術を持つ彫師や摺師、そして庄三郎の創意工夫と優れた審美眼により、新たな浮世絵木版画となる「新版画」を世に送り出すことに成功します。
本展では、庄三郎の精神を今なお受け継ぐ渡邊木版美術画舗の全面的な御協力のもと、残存数が少なく貴重な初摺の渡邊版をとおして、庄三郎の挑戦の軌跡を辿りつつ、モダンな精神と華麗な表現に彩られた「新版画」作品の数々を紹介します。