art commons@nact

タイトル等: ジョン・レノンのパスポート全公開
パスポートから読み解くジョンの足跡(第2回1967年～1971年に使用のパスポート)
会場: ジョン・レノン・ミュージアム
会期: 2004-12-01～2005-04-11
休催日: 毎週火曜日(祝日の場合は翌水曜日)、年末年始
開催時間: 午前11時～午後6時
観覧料: 大人1500円、高大生1000円、小中生500円
概要: ジョン・レノン・ミュージアムでは、12月1日(水)より2005年4月11日(月)まで、ジョンの2冊目のパスポート(1967年～1971年の使用分「1967年7月20日発行」)の全てのページを世界初公開します。
ジョン・レノンは、1966年にふたつの節目を迎えています。ひとつは、ビートルズがコンサート活動を停止したこと、ふたつめは、オノ・ヨーコと出会ったことです。2冊目のパスポートは、ジョンの人生の節目とほぼ合致していたのです。パスポートに残された記録にもこうした変化が反映されています。
まず、ビートルズがコンサートを停止したことから、ビートルズのメンバーとしての旅が少なくなります。その代わり、自分と家族のための旅、平和活動としての旅が増えていきます。その後、ジョンとヨーコは、ニューヨークに移り住み、イギリスに戻ることは二度とありませんでした。
この2冊目のパスポートには、ビートルズを脱皮したあと、自分自身を見つめなおし、社会的な活動という新たな表現の場を見いだしていったジョンの足跡が記されています。
ジョンが最後にイギリスを発った日付は、数々の書物では9月3日というのがこれまでの定説となっていました。しかし、このパスポートの記録によるとジョンは8月12日にニューヨークに来て以降、アメリカを離れることがなかったというのが判ります。
※2005年4月以降に、最後の3冊目のパスポート(1976年～ハウスハズバンド(主夫)としてニューヨークに生活していた時期)を展示する予定です。
ホームページ: http://www.taisei.co.jp/museum
展覧会問合せ先: ジョン・レノン・ミュージアム Tel. 048-601-0009