- タイトル等
- 会場
- 世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館
- 会期
- 2024-04-02~2024-09-01
※展覧会の会期および内容が、急遽変更や中止になる場合もございます。会期中の最新情報は美術館ウェブサイト等でお知らせします。
- 休催日
- 毎週月曜日(ただし、祝・休日と重なった場合は開館、翌平日休館)、4月29日(月・祝)、5月6日(月・振休)、7月15日(月・祝)、8月12日(月・振休)は開館、4月30日(火)、5月7日(火)、7月16日(火)、8月13日(火)は休館
- 開催時間
- 10:00~18:00
(入館は17:30まで)
- 観覧料
- 一般200円(160円)、大高生150円(120円)、65歳以上/中小生100円(80円)
*障害者の方は100円(80円)、ただし小・中・高・大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。証明書をご提示のうえ、お申し出ください。 *( )内は20名以上の団体料金 *世田谷区内在住・在学の小・中学生は土、日、祝・休日、夏休み期間は無料
- 概要
戦後の経済成長のなか、失われゆく草葺屋根の民家の美をもとめ全国各地を旅した洋画家・向井潤吉(1901-1995)。雄大な山河や民家のある情景を描いた向井の絵の上方には、いつも「空」がひろがっています。雲ひとつない青空や雨や雪が今にも降り出しそうな曇天、雨が上がって雲間から差し込む光や霧のたちこめる幽玄な様子など、さまざまな天候のもとでの自然や民家が描かれており、その空模様は絵の印象を決定する重要な要素となっています。
画家はたまたまそのような空模様の日にその地を訪れたのか、はたまた何日か滞在していろいろな天候に遭遇したなかで、あえてその天気の空を選びだして描いたのか、想像が膨らみます。あるいは、現地で実際に体験した天候を描いたのはなく、自身の心情を投影したり絵画的な面白さを追求した「空想の空」なのかもしれません。
本展では、雄大な自然や民家の頭上にひろがり様々な表情を見せる空の様子に注目し、その描き方が特徴的な作品をご紹介します。風景のなかの太陽の日射しや雲の流れ、風や湿度といった大気の感覚を想像しながらお楽しみください。
- ホームページ
- http://www.mukaijunkichi-annex.jp/
- 展覧会問合せ先
- 050-5541-8600(ハローダイヤル)