- タイトル等
春季特別企画展
没後160年記念
三代歌川豊国
「人物」と「街道」を描く
- 会場
- 中山道広重美術館
- 会期
- 2024-04-04~2024-06-16
[前期]4月4日(木)-5月6日(月・祝)
[後期]5月10日(金)-6月16日(日)
- 休催日
- 毎週月曜日(ただし4月29日、5月6日は除く)、5月7日(火)~9日(木)
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
- 観覧料
- 一般/820円(660円)
()内は20名以上の団体料金
▲18歳以下、障がい者手帳をお持ちの方と付添の方1名は無料。
○毎週水曜日は観覧無料、フリーウエンズデー
〈スポンサー〉(株)エナ重機、ナカヤマア・グループ、(株)デジタ
●毎週金曜日は観覧無料、フリーフライデー
〈スポンサー〉(株)銀の森コーポレーション、楽園住宅・カネコ・木KeyPoint、(株)サラダコスモ ちこり村
- 主催者
- 恵那市、恵那市教育委員会、(公財)中山道広重美術館
- 協賛・協力等
- 後援 朝日新聞社
- 概要
三代歌川豊国(初代国貞、1786-1864)は、江戸時代末期に最も人気を得た浮世絵師です。初代歌川豊国へ入門後、国貞時代から頭角を現し、幅広いジャンルで筆を振るいました。特に人気の歌舞伎役者を描く役者絵や、美しい女性を描く美人画など人物描写を得意とし、長い画業の中で不動の名声を確立しました。
本展では、豊国の号を襲名後の街道シリーズに注目し、「木曽六十九駅」(嘉年5年/1852)と「双筆五十三次之内」(安政元年/1854)をそろいで出陳します。「木曽六十九駅」は、同年刊行された「東海道五十三次」(通称 役者見立東海道)の大当たりを受け、中山道版として刊行が開始されました。両シリーズともに、宿場風景を背景に役者の半身像が大きく描かれる点が特徴といえます。この“1枚で2度おいしい”シリーズは、たちまち好評を博しました。また、「双筆五十三次」は、背景となる東海道の風景を歌川広重が、前景の人物を三代豊国が担当したもの。この豪華なコラボレーションは、庶民の購買意欲を大いに掻き立てたことでしょう。
どのシリーズも街道シリーズいという枠に収まらず、歌川派における役者絵の第一人者・三代豊国の本領が存分に発揮されています。広重作品とは一味違う、三代豊国の「人物」と「街道」の世界をお楽しみください。
- イベント情報
- ■学芸員による作品ガイド
日時:前期4月21日(日)、後期5月19日(日)各日午前10時30分から40分程度
場所:展示室1、2(1、2F)
■美術館ボランティア幽遊会による概要説明
日時:随時(要事前予約)
- 展示替え情報
- ※前後期全点入れ替え
- ホームページ
- https://hiroshige-ena.jp/exhibitions/20240404