岩手県岩手郡沼宮内町(現岩手町)出身で、戦後間もない1946年、青森県八戸市三日町に「富士画廊」を開き棟方志功らとの交流を深めた父・正一氏の影響を受け、自身も新聞社に勤めるかたわら美術品収集を行ってきた、柴田真樹氏(1948年青森県八戸市生まれ)の版画コレクションを紹介します。
2022年春に開催した第1回展では、ジョルジュ・ルオーの版画集『ミゼレーレ』を中心に国内外の版画作品を展示しました。第2回展では、ジョルジュ・ルオーの『「悪の華」のために版刻された14図』、そしてレンブラント、ゴヤ、ミレー、ルノワールらの版画を紹介します。