女子美術大学日本画専攻在学生・卒業生29人の作品が一同に。
さまざまなスタイルで描かれる「日本画」の今が、ここにある。
女子美術大学と佐倉市の縁は、明治時代、日本の西洋医学の先駆けである佐倉順天堂を開いた佐藤泰然の孫・佐藤志津が、女子美術大学の前身・私立女子美術学校の設立に深く関わっていたことにまで遡ります。2012年4月には、教育・文化・まちづくりなどの分野で相互に協力し、地域社会の発展と人材育成に寄与することを目的として、女子美術大学と佐倉市との間で連携協働に関する協定が結ばれました。以来、相互の協力のもと、歴史や芸術に関する講演会やワークショップなど、さまざまな事業が実施されています。
昨年春に開催され好評を博した第一回開催の流れを汲み、今回の展示でも21世紀という「今、この時」を、「日本画」という長い歴史に磨かれてきた技法を用いて表現した作品が並びます。既存の「日本画」の概念にとどまらない、その自由なクリエイティビティにご注目ください。