アテネオリンピック開催と、東京オリンピック開催40周年を記念し、3つのギャラリーと歴史民俗展示室のマンスリー展示のコーナーにおいて、スポーツに関する作品や資料を展示します。
■「オリンピックのポスター展」 8月6日(金)~2005年1月16日(日)
所蔵品の中から東京、ミュンヘン、サラエボ冬季、ロサンゼルス、ソウルの各大会の、デザイン的にも優れたポスターをご紹介します(9月30日からは札幌冬季大会のポスターも展示します)。亀倉雄策、荒川修作、デイヴィッド・ホックニー、アンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンスタイン、ロバート・ラウシェンバーグ、浜口陽三、サム・フランシス、彫刻家ヘンリー・ムーア、写真家ゲイリー・ウィノグランドなどのデザイナーや美術作家が制作した、個性あふれるポスター約80点をお楽しみください。
■第10回ロサンゼルス・オリンピック(1932年)の記録 9月30日(木)~2005年1月16日(日)
アテネ・オリンピックで大活躍を見せた日本勢。その活躍の歴史をさかのぼってみますと、日本を世界に強烈に印象づけた最初の回は、1932年(昭和7年)の第10回ロサンゼルス・オリンピックでした。その活躍の模様を、宮武東洋の写真でご紹介します。この回に、日本は、選手131名に大会役員を含め192名の大選手団を送り込みます。そして、7個の金メダルを含む金銀銅総数18個のメダルを獲得し、一流のスポーツ国の仲間入りをしました。今から72年前に開催されたオリンピックでの、日本人選手たちの勇姿をご覧ください。
■漫画に見る日本のスポーツ史 9月30日(木)~12月26日(日)
五輪イヤーにちなみ、また体育の秋を盛り上げるために、漫画部門の持つスポーツ漫画のあれこれを展示します。出版物資料によってたどるコーナーでは、戦前のスポーツ・ルポルタージュ漫画から、戦後コミックまで、人気スポーツの移り変わりをたどります。また「あしたのジョー」や「巨人の星」など人気スポーツ・コミックの原画も出展。さらに、「読売国際漫画大賞」受賞作で世界の面白スポーツ情勢を紹介します。