昨年世界で公開されたクリストファー・ノーラン監督映画
「オッペンハイマー」が2024年日本でも公開されることになった。
オッペンハイマーはアメリカ・ロスアラモスに原爆製造の研究所をつくった物理学者である。
2022年に開始した笠木絵津子映像プロジェクト「現代物理への旅」は物理学出身の現代美術家笠木絵津子が、原爆や原発を産んだ現代物理の現在と過去を取材し一般市民に伝えるプロジェクトである。
世界中の現代物理関連施設や科学者を10年計画で訪ねる予定である。
今回は2年目2023年に取材編集した「ロスアラモス」と「湯川秀樹を発表する。
「ロスアラモス」はアメリカの原爆製造の地ロスアラモスとトリニティサイトを取材した。
「湯川秀樹」は原子核内の中間子を予言して日本で初めてノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹の平和運動について小沼通二慶応大学名誉教授に語っていただき、ゆかりの地を取材した。