- タイトル等
藤島武二没後80年 鹿子木孟郎生誕150年
洋画の青春
―明治期・三重の若き画家たち
- 会場
- 三重県立美術館
- 会期
- 2024-01-27~2024-04-14
最新の情報やこの他のイベントについては当館ウェブサイトをご覧ください。
- 休催日
- 毎週月曜日(2月12日は開館)、2月13日[火]
- 開催時間
- 午前9時30分~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
- 観覧料
- 一般 1000(800)円 学生 800(600)円 高校生以下無料
・( )内は前売りおよび20名以上の団体割引料金 ・この料金で、2階常設展示室「美術館のコレクション」、柳原義達記念館もご覧いただけます。 ・生徒・学生の方は生徒手帳・学生証等をご提示ください。 ・障害者手帳等(アプリ含む)をお持ちの方および付き添いの方1名は観覧無料。 ・教育活動の一環として県内学校(小・中・高・特支)および相当施設が来館する場合、引率者も観覧無料(要申請)。 ・毎月第3日曜の「家庭の日」(2月18日、3月17日)は団体割引料金でご覧いただけます。
・主な前売券販売所 チケットぴあ、ファミリーマート、セブン-イレブンなど
- 主催者
- 三重県立美術館 朝日新聞社
- 協賛・協力等
- 助成―公益財団法人岡田文化財団 公益財団法人三重県立美術館協力会
協力―三重県立津高等学校 三重県立津高等学校同窓会 学校法人高田学苑
- 概要
―三重にはかつて、近代洋画の〈停車場(プラットフォーム)〉があった―
日本で油彩画が普及し始めた頃、のちに近代美術史に名を遺す藤島武二(ふじしまたけじ)、鹿子木孟郎(かのこぎたけしろう)、赤松麟作(あかまつりんさく)らが図画教師として三重に赴任し、それぞれの影響や足跡をこの地に残しました。彼らが著名な画家として世間に知られるようになるのは後年のことで、三重では二十代のひとときを過ごしたにすぎませんが、この地で未来を思い描き、大きく羽ばたいていく原動力を培ったのです。三重という〈停車場〉(プラットフォーム)から彼らは旅立ち、藤島は東京で、鹿子木は京都で、赤松は大阪でそれぞれ洋画家として活躍し、各地で後進を育てて教育者としても活躍しました。
また、彼らが画家として過ごした青年時代は、油彩画が「洋画」と呼ばれながら日本の美術として根づいていく時期にそのまま重なり合います。明治20年代から30年代は、まさに「洋画の青春」と呼ぶにふさわしく、活力に満ちた作品が次々と生み出されました。
1982(昭和57)年に開館した三重県立美術館は、洋画と呼ばれる近代日本の油彩画をコレクションの収集方針のひとつに掲げて収集・調査研究活動を行い、また開館以来40年以上にわたり洋画や洋画家に焦点をあてた展覧会を数多く開催してきました。本展覧会では、当館のコレクションの中でも重要な位置を占める洋画をテーマに据え、三重にゆかりのある洋画家たちの画業を振り返るとともに、当時の三重の美術状況や美術教育についてあわせて紹介します。
- イベント情報
- ※手話通訳・要約筆記、その他支援をご希望の方は、2週間前までにご相談ください。
記念講演会《津の停車場(春子)》から始まった―明治洋画研究の「青春」
講師:児島薫(実践女子大学文学部美学美術史学科教授)
日時:3月3日[日]午後2時-午後3時30分
会場:三重県立美術館地下1階講堂 定員:150名
参加費無料、当日先着順(直接講堂にお越しください。午後1時30分に開場します。)
ウォーキング「春分の日・津のまち歩き」 本展で紹介する洋画家たちゆかりの場所を歩いて巡ります。
案内人:原 舞子(当館学芸員)
日時:3月20日[水・祝]午後1時30分-午後3時30分 ※少雨決行
集合:近鉄「津新町」駅/ 解散:津偕楽公園周辺 定員:15名
参加費無料、事前申込制(希望者多数の場合は抽選となります。)
※詳細は1月中旬にウェブサイトに掲載します。ウェブ申込フォームよりお申込みください(3月4日[月]締め切り)。
担当学芸員によるギャラリートーク
日時:2月11日[日・祝]、3月16日[土]午後2時-午後2時30分
会場:三重県立美術館企画展示室
※展示室に入るため、洋画の青春展観覧券が必要です。展示室入り口にお越しください。
- ホームページ
- https://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/000281654.htm