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: 会場住所、交通案内、ホームページ、問合せ先等の情報は、展覧会チラシを元に作成しており、当該展覧会開催時の内容となっております。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご注意ください。
2020年3月以降の展覧会情報については変更(延期、中止等)となっている場合が多くなっていますので、特にご注意ください。
タイトル等
line 縫いアート展
井阪郁 浅井千春 金輪栞 香山瑞希 小泉順美 徂徠友香子 竹内実咲 竹内優美 中川裕孝 藤村明日香 的野哲子 牧田貴大 吉井あずさ
会場
SPACE5 MARONIE
会期
2023-12-05~2023-12-10
開催時間
12:00~19:00
(last day 18:00)
概要
縫いの在処(ありか)
デズモンド・モリスの「人類と芸術の300万年」によると「縫い」の始まりは先史時代に遡り、動物の皮を縫いつなげて衣服をつくった事にあるという。刺繍や貝殻などを離い留めたり繋げたりする装飾的な行為も旧石器時代には既に行われ、呪術的な生活と装飾の切り離せない関係が伺える。では、現代アートとしての「縫い」は何処へ向かうのか?布を糸で縫う行為で露わにされる繊維の物質性、触覚性、実在感を意識しながら「縫い」の今日的な「在処」を探しに行く。「在処」とは作品の行き着く所だ。まずは作家それぞれが、その「在処」に続くルートを探すことから始まる。脇道に外れ、迷い、行きつ戻りつし、様々なルートからアタックを繰り返す。しかし、「在処」は絶えず変化する。成長する。だから「在処探し」に終わりはない。探し続けるしかないのだ。展覧会名をlineとした。Lineは糸、描線、皺などの他に台詞、詩などの意味がある。
僕らの「在処」から、どんな言葉が生まれるだろう。無言かもしれないし、言葉にもならない呻(うめ)声のようなものかもしれないが、それはそれで興味深い。Lineの意味は更に、主義、傾向、系列と続く。それぞれのルートで辿りついた「在処」から何某(なにがし)かの傾向が見えてきたら面白い。それは良くも悪くも今日的な「縫いの在処」の1つのlineだ。
中川裕孝(京都精華大学教授)
ホームページ
http://www.gallery-maronie.com/exhibitions/space5/8226/
会場住所
〒604-8027
京都府京都市中京区河原町通四条上ル塩屋町332
交通案内
[最寄り駅] 阪急河原町駅より徒歩5分
ホームページ
http://www.gallery-maronie.com
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