米子市美術館は昭和58年6月17日に開館し、今年で40周年を迎えます。これを記念し、今年度のコレクション展は企画展としてⅠ期写真編、Ⅱ期版画編、Ⅲ期洋画編、Ⅳ期彫刻・日本画・書・工芸編の4期にわけて40年にわたる作品収集のあゆみを紹介します。
Ⅱ期では開館当初より、収集方針の柱のひとつとして豊富なコレクションの形成を進めている近・現代を中心とした版画作品を展観します。364点の収蔵版画作品の中から凸版(木版など)・凹版(銅版など)・平版(石版)・孔版(シルクスクリーンなど)といった様々な技法による版画表現の魅力と奥深さに迫ります。