韓国絵本は近年、国際的な絵本コンペの場で受賞を重ね、国境を越えて、ますますその存在感を強めています。特に2020年代に入ってからは、国際アンデルセン賞画家賞を受賞したスージー・リー、ブラチスラバ世界絵本原画展で金のリンゴ賞を受賞したイ・ミョンエなど、多数の韓国人絵本作家が話題をさらいました。
本展は、このような活況を呈する韓国絵本を日本で初めて、まとまった規模で紹介する展覧会です。上記の作家をはじめ、韓国絵本の躍進を支える9人の作家に焦点をあて、絵本原画とその制作過程のスケッチなど約200点を展示いたします。