徳川家康に連なる大名家にゆかりのある美術工芸品などを一堂に展示。
本間美術館には、昭和22年(1947)の開館以来、本間家や多くの蒐集家からのご寄贈、76年に及ぶ美術館活動の中での収集によって、約3,000件もの幅広いジャンルのコレクションが収蔵されています。
その中には、戦国武将や大名家にゆかりのある書画、茶道具、武具、婚礼調度など、歴史的にも貴重な品々があり、特に、本間家が財政難に苦しむ庄内藩や米沢藩をはじめとする東北諸藩などに大名貸しを行い、財政改革に尽力した功績などによって拝領した名品は必見です。
本展では、現在放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」にあわせ、当館所蔵の徳川家康の手紙をはじめ、家康に連なる徳川家、庄内藩主酒井家、米沢藩主上杉家などの大名家にゆかりのある美術工芸品や歴史資料を紹介します。
徳川家や大名家の華やかな美の数々をお楽しみ下さい。