- タイトル等
特別展
北宋書画精華[ほくそう しょが せいか]
―きっと伝説になる
- 会場
- 根津美術館
- 会期
- 2023-11-03~2023-12-03
前期【11/3(金・祝)~11/19(日)】、後期【11/21(火)~12/3(日)】
- 休催日
- 毎週月曜日
- 開催時間
- 午前10時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
- 観覧料
- オンライン日時指定予約 一般1800円 学生1500円(10月27日(金)より予約受付を開始する予定です。)
日時指定予約制 スムーズなご入館と快適なご鑑賞のために
ご来館前に当館ホームページより日時指定入館券をご購入ください。(クレジットカード決済のみ)
※障害者手帳提示者及び同伴者1名は200円引き。中学生以下は無料。
・招待はがきをお持ちで入館無料の方もご予約ください。
・オンライン日時指定予約の定員に空きがある場合のみ、当日券(一般2000円 学生1700円)を美術館受付で販売いたします。
・ご予約は1グループ4名までとさせていただきます。
・団体でのご来館は、お電話(03-3400-2536)でご相談ください。
- 概要
宋時代(960~1279)は中国書画史におけるひとつの頂点であり、その作品は後世、「古典」とされました。日本でも、南宋時代(1127~1279)の作品が中世以来の唐物愛好の中で賞翫されたことはよく知られていますが、その前の北宋時代(960~1127)の文物も同時代にあたる平安後期に早くも将来されています。さらに近代の実業家が、清朝崩壊にともない流出した作品をアジアにとどめるべく蒐集に努めたため、より多くの重要作が伝わることになりました。
そのひとつ、北宋を代表する画家・李公麟(りこうりん)(1049?~1106)の幻の真作「五馬図巻」(現・東京国立博物館蔵)が2018年、約80年ぶりに姿を現しました。これまでモノクロの印刷物のみで知られていたその表現は、意外にも色彩豊かで、「白描画(はくびょうが)の名手」という李公麟のイメージを超えるものでした。
本展は、この「五馬図巻」の再出現を好機として開催するものです。日本に伝存する北宋時代の書画の優品を一堂に集めるとともに、アメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館から、李公麟の白描画の基準作といえる「孝経図巻」が特別出品されます。
北宋の書画芸術の真髄に迫る日本で初めての展覧会は、きっと伝説になるはずです。
- イベント情報
- 講演会
「五馬図」のある北宋絵画史
板倉聖哲氏(本展監修者、東京大学 東洋文化研究所 教授)
11月12日(日)13時30分~15時
「五馬図」をめぐる五つの物語(仮)
石 守謙氏(中央研究院〔台湾〕特聘研究員)
11月26日(日)13時30分~15時
講演は中国語。日本語の逐次通訳あり。
会場/根津美術館 講堂
スライドレクチャー
11月10日(金)、17日(金)、24日(金)
各日とも11時30分~12時15分
担当学芸員がスライドで解説します。
会場/根津美術館 講堂
※当館ホームページからお申し込みください。いずれも入館料が必要です。
※最新の情報は、当館ホームページをご覧いただくか、お電話でご確認ください。
- 展示替え情報
- 前期【11/3(金・祝)~11/19(日)】、後期【11/21(火)~12/3(日)】を基本として、会期中展示替えがあります。
- ホームページ
- https://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/next.html
- 展覧会問合せ先
- 電話03-3400-2536