- タイトル等
井田大介 徐冰 トレヴァー・パグレン 地主麻衣子
ジョルジ・ガゴ・ガゴシツェ+ヒト・シュタイエル+ミロス・トラキロヴィチ
ティナ・エングホフ チャ・ジェミン エヴァン・ロス 木浦奈津子
- 会場
- 熊本市現代美術館
- 会期
- 2023-10-07~2023-12-17
- 休催日
- 火曜日
- 開催時間
- 10:00~20:00
(最終入場時間19:30)
- 観覧料
- 一般 1,100円(900円) シニア(65歳以上) 900円(700円) 学生(高校生以上) 600円(500円) 中学生以下無料
※( )内は前売/20名以上の団体/電車・バス1日乗車券を提示の方 ※各種障害者手帳等をご提示の方とその付き添い1名は無料 ※前売券は10月6日(金)まで販売 ※10月12日(木)は開館記念日のため入場無料 ※チケット取扱い:熊本市現代美術館 TEL:096-278-7500
- 主催者
- 熊本市現代美術館(熊本市、公益財団法人熊本市美術文化振興財団)、熊本日日新聞社
- 協賛・協力等
- 企画協力:国立新美術館
後援:熊本県、熊本県教育委員会、熊本市教育委員会、熊本県文化協会、熊本県美術家連盟、熊本国際観光コンベンション協会、NHK熊本放送局、J:COM熊本、エフエム熊本、FM791
- 概要
現代美術が観測した、個人と社会の距離感
20世紀後半以降、人、資本、情報の移動は世界規模に広がりました。2010年代から本格化したスマートデバイスの普及とともに、オーバーツーリズム、生産コストと環境負担の途上国への転嫁、情報格差など、グローバルな移動に伴う問題を抱えたまま、私たちは2020年代を迎えました。そして、2020年の国境のないパンデミックの発生により、人の移動が不意に停止されたものの、資本と情報の移動が止まる気配はありませんでした。かえって、資本や情報の本当の姿が見えてくるようになったと思えます。豊かさと貧しさ。強さと弱さ。私たちの世界のいびつな姿はますます露骨に、あらわになるようです。
展覧会タイトル「遠距離現在 Universal / Remote」は、ソーシャル・ディスタンシングや非対面コミュニケーションといったコロナ禍社会の条件はもちろんのこと、資本と情報が世界規模で移動する今世紀の状況を踏まえたものです。展示作品の多くは2020年以前のものですが、監視システムの過剰や精密なテクノロジーのもたらす滑稽さ、また人間の深い孤独を感じさせる作品群は、今の時代、あるいはポストコロナ時代の世界と真摯に向き合っているようにも見えます。本展は、全世界(Pan-[全…、汎…の意、パンデミックなど])の規模と、非対面の遠隔(remote[リモートワーク])という2つの視点から、グローバル資本主義やデジタル化社会といった現代美術における従来のテーマを新たに捉えなおすものです。「Pan-の規模で拡大し続ける社会」、「Remote化する個人」を軸に、このような社会的条件が形成されてきた今世紀の社会の在り方に取り組んだ8名1組の作品をご紹介します。
- イベント情報
- [オープニング トーク」
「遠距離現在 Universal/Remote」企画者によるキュレータートーク
日時:10月7日(土)14:00-15:30|場所:熊本市現代美術館 ホームギャラリー
登壇者:尹 志慧(国立新美術館特定研究員)|定員:先着100名 ※事前申込不要
[ワークショップ]見えないを埋める
ワークシートに取り組み、作品を鑑賞します。
日時:①10月21日(土)14:00-15:30 どなたでも
②11月11日(土)14:00-15:30 中・高校生
③11月25日(土)14:00-15:30 中・高校生
場所:熊本市現代美術館 展覧会会場ほか|講師:当館学芸員
定員:先着15名 ※事前申込不要
料金:要展覧会チケット ※中学生以下無料
○詳細と最新情報については当館ホームページまたはSNSをご確認ください
- ホームページ
- https://www.camk.jp/exhibition/universalremote/