故西村公朝先生(元美術院国宝修理所所長・元東京芸大大学院保存修復技術科教授)の指導のもと、我が国の優れた仏教美術を見直し、そこから古典的な技法を掘り起こし仏師達の心を学び取り現代人の心に訴えかける仏の姿を追求しよう、真似では無い作者自分自身の仏を造ろうと1971年に「ほとけの造形展」が始められました。その後テーマも、より一層幅広く精神的にも造形的にも飛躍していきたいと現在では「祈りの造形展」も新たに開かれ今回で16回目となります。コロナ禍でなかなか意気が揚がりませんでしたが心機一転、頑張って続けていきたいと思っております。是非、皆様がたのご高覧・ご指導をお願い申し上げます。