日本の伝統工芸とアートの出会い
イサム・ノグチの<あかり>
彫刻・庭園などの環境設計・インテリア・舞台芸術など様々な分野でその多彩な才能を発揮した日経米国人アーティスト、イサム・ノグチ。彼がたまたま岐阜に立ち寄り、岐阜提灯に出会ったのは1951年(昭和26年)のことでした。光の彫刻を模索していた彼は、和紙を透して輝く提灯に惹かれ、以来、幾度も岐阜へ足を運び、亡くなるまでの約35年の間に200種類にも及ぶ<あかり>を制作したと言われます。生誕100年を記念する本展は、日本の伝統とアートが出会い、洋の東西を超えた豊かな生活空間を演出する<あかり>の世界を紹介します。