- タイトル等
- 会場
- 世田谷美術館
- 会期
- 2023-09-09~2023-11-05
*展覧会の会期および内容が、急遽変更や中止になる場合もございます。会期中の最新情報は美術館ウェブサイト等でお知らせします。
- 休催日
- 毎週月曜日
[ただし9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館、9月19日(火)、10月10日(火)は休館]
- 開催時間
- 午前10時~午後6時
(入場は午後5時30分まで)
- 観覧料
- 一般 500(400)円、65歳以上 400(300)円、大高生 400(300)円、中小生 300(200)円
*( )内は20名以上の団体料金。事前に電話でお問い合わせください。
*障害者の方は300円。ただし小中高大生の障害者の方は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料(予約不要)。
*未就学児は無料(予約不要)。
*高校生、大学生、専門学校生、65歳以上の方、各種手帳をお持ちの方は、証明できるものをご提示ください。
●本展では、展示室内の混雑を避けるため、「日時指定券」を8月15日(火)正午より販売します(オンライン・クレジット決済、またはd払い)。
●オンラインでのご購入が難しい方、団体料金、アーツカード等の各種割引をご利用の方は、美術館窓口で「当日券」をご購入ください。ただし、来場時に予定数の販売が終了している場合があります。あらかじめご了承ください。
オンラインチケット販売サイト https://www.e-tix.jp/setagayaartmuseum/
- 主催者
- 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
- 協賛・協力等
- 後援:世田谷区、世田谷区教育委員会
- 概要
世田谷美術館の収蔵作家から、立体、平面、絵本など多岐にわたる仕事を手がけている土方久功(1900-1977)と柚木沙弥郎(1922-)をとりあげます。
土方久功は、東京美術学校(現・東京藝術大学)彫刻科で学んだ後、1929年から42年まで、当時日本の委任統治領であったパラオ諸島や、カロリン諸島中部のサタワル島で過ごしました。現地の人々と暮らしながら制作に励む一方、島々を巡り神話の聞き取りや生活様式、儀礼などの詳細な調査も行いました。帰国後は世田谷区の自宅で、ミクロネシアの人物や風景を主題とした木彫レリーフやブロンズ彫刻、水彩画を数多くのこしています。さらには民族誌学的調査の成果をまとめた著書や、詩集、絵本も出版しました。
柚木沙弥郎は1942年に東京帝国大学(現・東京大学)文学部美学美術史科に入学し、学徒動員を経て終戦後は岡山県の大原美術館に就職しました。その後、柳宗悦が提唱する「民藝」の思想と、芹沢銈介の型染カレンダーとの出会いを機に染色の道を志すようになります。以来、鮮やかな色彩と大胆な構図の型染による作品を発表するほか、立体作品、絵本まで精力的な創作活動を展開してきました。
両者に直接的な接点はないものの、多彩な表現の広がりをみせる土方と柚木。土方の作品には、ミクロネシアやそこで出会った人々への憧憬をみることができます。また100歳を迎えてなお活躍を続ける柚木の作家人生においては、海外を旅し、メキシコの玩具などを目にした経験が、より自由な表現へ向かう契機となりました。本展では世田谷美術館の収蔵品に作家やご遺族が所蔵する作品と資料を加え、パラオ諸島や周辺の島々での稀有な体験、そして日常の身近なものや出来事に潜む面白さを源泉として生まれた二人の創造の世界をご紹介します。
- イベント情報
- ●アフタヌーンレクチャー「土方久功と柚木沙弥郎」
担当学芸員が展覧会のみどころを分かりやすく解説します。
日時:9月16日(土)、10月28日(土) いずれも午後2時~午後2時40分
会場:講堂
定員:先着140人
参加費:無料
*当日、午後1時30分より講堂前にて入場整理券を配布
*手話通訳付き
●100円ワークショップ
小さなお子様から大人の方まで気軽に楽しめる工作など。
日時:会期中の毎土曜日 午後1時~午後3時
会場:地下創作室
定員:一度に30人まで
参加費:1回100円
*予約不要、随時受付
- ホームページ
- https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00215
- 展覧会問合せ先
- 050-5541-8600(ハローダイヤル)