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ご注意
: 会場住所、交通案内、ホームページ、問合せ先等の情報は、展覧会チラシを元に作成しており、当該展覧会開催時の内容となっております。最新の情報とは異なる場合がありますので、ご注意ください。
2020年3月以降の展覧会情報については変更(延期、中止等)となっている場合が多くなっていますので、特にご注意ください。
タイトル等
ミュージアム コレクションⅡ
雑誌にみるカットの世界
『世界』(岩波書店)と『暮しの手帖』(暮しの手帖社)
会場
世田谷美術館
2階展示室
会期
2023-08-05~2023-11-19
※展覧会の会期等が、急遽変更や中止となる場合もございます。会期中の最新情報は、美術館ウェブサイト等でお知らせします。
休催日
毎週月曜日(ただし、祝・休日と重なった場合は開館、翌平日休館)
※9月18日(月・祝)、10月9日(月・祝)は開館、9月19日(火)、10月10日(火)は休館
開催時間
午前10時~午後6時
(入場は午後5時30分まで)
観覧料
一般200(160)円、大高生150(120)円、65歳以上・中小生100(80)円
*障害者の方は100円(団体は80円)。ただし、小・中・高・大学生の障害者は無料。介助者(当該障害者1名につき1名)は無料。証明書をご提示のうえ、お申し出ください。
*( )内は20名以上の団体料金。
*世田谷区内在住、在校の小・中学生は土、日、祝・休日、夏休み期間は無料。
*同時開催の企画展チケットで本展をご覧いただけます。
主催者
世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)
協賛・協力等
協力 株式会社 岩波書店、株式会社 暮しの手帖社
概要
終戦後まもなく、それまで抑圧されていた言論が活気を取り戻しつつあった頃、雑誌の創刊や復刊も相次ぎ1946年に岩波書店より雑誌『世界』が、1948年には暮しの手帖社より雑誌『暮しの手帖』(当初は「衣裳研究所」より『美しい暮しの手帖』として)が創刊されました。
『世界』は、岩波書店の創業者である岩波茂雄(1881-1946)の意志のもと、「君たちはどう生きるか』(1937年、初版は新潮社)の著者でもある吉野源三郎(1899-1981)を編集長に創刊された総合誌です。戦後日本の変化の激しい時代に、一貫して、日本の講和や安全保障、日韓問題、沖縄などの平和に関する問題を扱ってきました。また、志賀直哉「灰色の月」、安部公房「第四間氷期」をはじめ、文壇での主要な文芸作品が扱われたり、大江健三郎、中村雄二郎、山口昌男を中心に編纂された論集『叢書 文化の現在』(全13巻、1980-1982年、岩波書店)へつながる議論が展開されるなど、文化的に重要な記事が多数掲載されてきた雑誌でもあります。
いっぽう『暮しの手帖』は、気鋭の服飾評論家であった花森安治(1911-1978)が大橋鎭子(1920-2013)と共に創刊した生活総合誌です。戦争の影響で物資の少なかった当時、生活に役立つアイデアを発信する雑誌としてはじまり、人々の暮らしが大量生産・大量消費型へ変化してからも、商品を実際に使用しデータを掲載した企画「日用品のテスト報告」などの良質な情報を提供し続けました。花森は自ら、原稿の執筆、取材や撮影、誌面レイアウト、表紙画、宣伝広告のデザインまですべての制作過程に携わりました。ともに日本の出版文化に大きな影響を持ち、今日まで続く雑誌です。
近年、世田谷美術館では、岩波書店より『世界』カット原画、暮しの手帖社と土井藍生氏より花森による『暮しの手帖』カット原画の寄贈をいただきました。『世界』では、中川一政や加山又造、駒井哲郎、飯田善國、宇佐美圭司、加納光於など、洋画、日本画、版画、彫刻、現代美術と、日本の近現代美術を牽引してきた多様な作家が起用され、それぞれに個性あるカットを寄せています。『暮しの手帖』では創刊号よりほとんどすべてのカットを花森が手掛け、バラエティ豊かな画風で誌面を彩りました。
本展では、これらの収蔵品より、『世界』と『暮しの手帖』、ふたつの雑誌のカット原画をご紹介します。おなじ時代を異なるかたちで歩んだ二誌の展開、そしてカットという表現にたしかにうかがえる、それぞれの描き手の魅力をご覧ください。
ホームページ
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/collection/detail.php?id=col00118
展覧会問合せ先
050-5541-8600(ハローダイヤル)
会場住所
〒157-0075
東京都世田谷区砧公園1-2
交通案内
● 東急田園都市線「用賀」駅下車、北口から徒歩17分、または美術館行バス「美術館」下車徒歩3分
● 小田急線「成城学園前」駅下車、南口から渋谷駅行バス「砧町」下車徒歩10分
● 小田急線「千歳船橋」駅から田園調布駅行バス「美術館入口」下車徒歩5分
● 美術館専用駐車場(60台、無料):東名高速道路高架下、厚木方面側道400m先。美術館まで徒歩5分
ホームページ
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/
会場問合せ先
03-5777-8600(ハローダイヤル)
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