タイトル等
モノクローム絵画の魅力
桑山忠明・村上友晴を中心に
会場
千葉市美術館
会期
2004-09-07~2004-11-23
休催日
月曜日(ただし9月20日と10月11日は開館)、9月21日、10月12日
開催時間
午前10時~午後6時(入場は5時30分まで)金曜日は午後8時まで(入場は7時30分まで)
観覧料
一般200(160)円、大学・高校生150(120)円、中学・小学生100(80)円 ※( )内料金は団体30人以上
主催者
千葉市美術館
概要
モノクローム絵画とは、単一の色彩が塗られているだけで何も描かれていない、非常にシンプルな絵画です。現代美術に馴染みのない方にとっては、描くこと自体を拒絶した挑発的な作品に写るかもしれません。
周知のように、20世紀絵画は抽象化の道を歩んできました。それにより、絵画はイメージを表象する窓としての役割を弱めるとともに、絵具が塗られたカンヴァスそのものとして存在するようになっていきます。この物質そのものとなった絵画の極限的終着点こそモノクローム絵画なのです。それらは一切イメージを表象する事なく、表面の質感と色彩だけが表現のすべてとなります。ラウシェンバーグ、クライン、マンゾーニ、ライマンをはじめ、1950~60年代にかけてモノクローム絵画は欧米で流行しますが、少し遅れて日本でもこの手法を試みる画家たちが現れました。本展は、モノクローム絵画の多様性と魅力を探るために、千葉市美術館のコレクションから、桑山忠明、村上友晴ら日本人作家の作品約20点を選りすぐり展示いたします。
モノクローム絵画は一見すると無表情で個性を欠いていますが、作家ごとに様々な異なる意図により描かれており、実に多彩で豊かな表情を見せてくれます。例えばメタリックな光沢をもつ桑山忠明の作品と、引き込まれるような深い黒色で描かれた村上友晴のそれでは、同じモノクローム絵画でも全く異なる性質を持つことがご理解いただけると思います。
出品予定作家 桑山忠明、村上友晴、吉永裕、山田正亮、小林正人 約20点
ホームページ
http://www.ccma-net.jp/
展覧会問合せ先
千葉市美術館 043-221-2311
会場住所
〒260-8733
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
交通案内
[JR千葉駅東口より]
■徒歩約15分
■千葉都市モノレール県庁前方面行「葭川(よしかわ)公園駅」下車 徒歩5分
■京成バス(バスのりば7)より大学病院行または南矢作行にて「中央3丁目」下車 徒歩2分
■JR千葉駅へは東京駅地下ホームから総武線快速千葉方面行で約42分

[京成千葉中央駅東口より]
■徒歩約10分

[東京方面より車では]
■京葉道路・東関東自動車道で宮野木ジャンクションから木更津方面へ、貝塚IC下車、国道51号を千葉市街方面へ約3km、広小路交差点近く

*地下に、区役所と共用の機械式駐車場があります。(無料)
車高155センチを超える車の駐車スペースが少ないため、お待ちいただくことがあります。
混雑時はご不便をおかけすることもありますので、公共交通機関でのご来館をお願いします。
ホームページ
https://www.ccma-net.jp
千葉県千葉市中央区中央3-10-8
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