タイトル等
𠮷川千香子
「土と火の遊びー無邪気な(非)器たち」秋野コレクションとともに
会場
市立小樽美術館
会期
2023-07-29~2023-09-17
休催日
毎週月曜日、8/15(火)
開催時間
9:30~17:00
(最終入館16:30)
観覧料
■普通観覧料(美術館のみご覧になれます)
一般 600円(480円)
高校生、市内にお住いの70歳以上の方 300円(240円)
中学生以下と障がい者(注) 無料

■共通観覧料(美術館と文学館の両方をご覧になれます)
一般 700円(560円)
高校生、市内にお住いの70歳以上の方 350円(280円)
中学生以下と障がい者(注) 無料
※()は20名様以上の団体料金、
※(注)障がい者:身体障害者手帳、療育手帳又は精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方、およびその介護者の方
協賛・協力等
協賛:福島工務店
後援:北海道新聞小樽支社/市立小樽美術館協力会
概要
𠮷川千香子は、日本古窯の一つである愛知県常滑市を拠点に、40年にわたり作陶活動を続けている陶芸家です。
𠮷川は、1948年北海道小樽市に生まれ、北海道小樽潮陵高等学校卒業後、上京して武蔵野美術大学で、彫刻を学びます。当時、石彫を手掛けていた𠮷川は、偶然、常滑で見た大甕の素朴な力強さを見て、土と釉薬が火の力により大きく変貌する陶芸の世界に惹かれ、その道に進みます。以後まったくの独学で、技術と表現を模索していき、1974年から常滑に移住、陶芸のイメージを覆すような作品を制作しています。
作品の主題は、日々の暮らしのなかで、いのちあるものを見つめるところから生み出されてた「ひと、動物、花」です。あらゆる生き物たちの姿に興味を抱き、愛情深く寄り添うなかで、優しく素朴なフォルムが生まれています。伝統的な系譜に属さなかったことは、むしろ制約を離れる強みでもあり、あらかじめ計画を練った制作ではなく、自らの心の動きに従った「手びねり」による自由な表現となっています。カラフルな色彩と柔らかなフォルムがミックスし、ユーモラスで独特の存在感をもった造形となり、多くの人々を魅了しています。
本展は、𠮷川千香子の故郷小樽での初の展覧会です。主な出品作品は、幼馴染の𠮷川千香子に、小樽の商家育ちのおおらかな伝統が息づいていると感じ、積極的にその作品を収集した「秋野治郎コレクション」と、常滑のアトリエから𠮷川自身が自選した作品ならびに新作を加え展覧するものです。
イベント情報
◆オープニングイベント
𠮷川千香子アーティストトーク『私の作品と陶芸のまち常滑』
日時:7月29日(土) 午前10時30分から12時
場所:美術館2階企画展示室
料金:観覧料のみ
申込:電話受付(0134-34-0035)に電話してください。
出演:𠮷川千香子(陶芸家)


◆ワークショップ
長澤伸穂×𠮷川千香子「ハイブリッドの動物図鑑」
ハイブリッド化した「架空の動物」を想像しながらクレヨンで絵を描き、特別展の一部として、2階企画展示室の「𠮷川千香子展」の一角で発表します。
日時:8月5日(土) 午前10時から午後1時
対象:小学校1~6年生(小学校3年生以下は、保護者同伴のうえご参加ください)
定員:20名(先着)
場所:美術館1階研修室、ミーティングルームほか
申込:7月1日(土)午前9時から電話(0134-34-0035)で受付してください。
講師:長澤伸穂(現代美術家)
※完成作品は、展覧会終了(~9月17日)まで特別展会場で展示し終了後のご返納となります。
ホームページ
https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2023042700026/
会場住所
〒047-0031
北海道小樽市色内1-9-5
交通案内
○JR小樽駅から 徒歩でおよそ10分
(国道5号線を札幌方向へ進み、産業会館の交差点を海側方向へ左折。手宮線跡地及び日銀金融資料館の近くです)

○中央バス「本局前」バス停から 徒歩でおよそ5分
ホームページ
https://www.city.otaru.lg.jp/categories/bunya/shisetsu/bunka_kanko/bijyutsukan/
北海道小樽市色内1-9-5
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