タイトル等
開館25周年記念
イギリス風景画と国木田独歩
会場
茅ヶ崎市美術館
会期
2023-06-18~2023-08-27
休催日
月曜日(ただし7月17日は開館)、7月18日(火)
開催時間
10:00~17:00
(入館は16:30まで)
観覧料
一般1,000(900)円、大学生800(700)円、市内在住65歳以上500(400)円、高校生以下、障がい者およびその介護者は無料
※観覧料( )内は20名以上の団体料金
主催者
公益財団法人茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団
協賛・協力等
特別協力:郡山市立美術館、府中市美術館
概要
国木田独歩(1871-1908)は明治時代を代表する小説家。結核の治療で訪れた茅ヶ崎でその短い生涯を閉じた独歩の代表作『武蔵野』(1898)は、武蔵野の美しい風景を瑞々しい文体で描写しています。素朴な自然にロマンを見いだす新たな表現は文学者のみならず画家の間にも生まれました。
独歩の『武蔵野』に大きな影響を与えたのは、イギリスのロマン派詩人ウィリアム・ワーズワース(1770-1850)でしたが、産業革命や市民革命を経験し近代市民社会が成立した18~19世紀のイギリスでは、風景に対する関心が高まりをみせました。ワーズワースは湖水地方を題材にして詩をつくり、ジョン・コンスタブル(1776-1837)は故郷の豊かな風景を、ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)は光と色彩に溢れた自然を描きました。伝統的な風景画が刷新され西洋風景画の頂点が築かれたと言えます。本展覧会では独歩の自然観に触れつつ、郡山市立美術館と府中市美術館の優品を通じて、コンスタブルやターナーのみならず、ジョン・マーティン(1789-1854)、サミュエル・パーマー(1805-1881)などの画家たちにも焦点をあて、近代イギリス風景画の流れをたどります。さらに、わが国において名所絵的に描かれることが多かった風景画が明治以降どのように描かれるようになったのかをたどり、イギリス風景画の受容についても考察します。
イベント情報
[講演会]イギリス風景画のきらめき
講師:富岡進一(郡山市立美術館 主任学芸員)
日時:7月23日(日) 14:00-15:30
会場:高砂コミュニティセンター 3階ホール1・2
定員:30名(申込制/先着順)
料金:無料

[ゲストトーク]日本近代美術とイギリス風景画
講師:志賀秀孝(府中市美術館学芸員×小川稔(当館館長)
日時:7月29日(土) 14:00-(約40分)
会場:美術館展示室
料金:無料(要観覧券/申込不要)

[ファミリープログラム]アート・キューブでめぐる作品の旅
講師:藤田百合(東京国立近代美術館 教育普及研究員/エデュケーター)
日時:8月19日(土) ①10:30-12:00 ②14:00-15:30
会場:美術館アトリエと展示室
対象:小学生以上の子どもと保護者
定員:各回4家族(申込制/先着順)
料金:無料(要観覧券)

ギャラリートーク
日時:6月24日(土)、7月15日(土) 各日14:00-(40分程度)
会場:美術館展示室
担当:鈴木伸子(当館学芸員)
料金:無料(要観覧券/申込不要)

「申込制のイベント」は、6月18日(日)10:00より、電話または美術館受付にて開館時間内にお申し込みください。定員に達し次第受け付けを終了します。

◎先生のための文化芸術プログラムも実施します。詳細、最新情報は当館ウェブサイトをご覧ください。
ホームページ
https://www.chigasaki-museum.jp/exhibition/7425/
会場住所
〒253-0053
神奈川県茅ケ崎市東海岸北1-4-45
交通案内
■ 公共の交通機関でお越しの場合
徒歩
JR茅ヶ崎駅南口より 高砂通りを南へ向かい 徒歩約8分です。

バス
同駅南口よりコミュニティバスえぼし号をご利用ください。
① 中海岸南湖循環市立病院線に乗車(約1分)し、
② 図書館前で下車、高砂緑地入口まで約70mです。

■ お車でお越しの場合
新湘南バイパス [茅ヶ崎海岸IC]より 江の島方面(左側二車線)へ、[柳島]交差点を左折し、国道134号線を進み、[野球場前]交差点を左折し、約800m直進すると右手に美術館専用駐車場があります。
ホームページ
https://www.chigasaki-museum.jp/
神奈川県茅ケ崎市東海岸北1-4-45
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