タイトル等
春の展示
REMEMBER~雑華山房主人と鎌倉山~
会場
棟方志功記念館
会期
2023-03-21~2023-06-18
休催日
月曜日(祝日及び4月17日、24日、5月1日は開館)
開催時間
午前9時30分~午後5時
(4月からは午前9時~)
観覧料
一般550円(450円)、学生(専門含む)300円(200円)、高校生200円(100円)、小中学生無料
※( )は20名様以上の団体
概要
棟方志功は1957年、四季とりどりの富士山や相模湾を望む鎌倉市鎌倉山に、別荘兼アトリエ「雑華山房」を構えました。1955年、56年の国際展での輝かしい受賞や、挿絵と装幀を担当した谷崎潤一郎の小説『鍵』の大ヒットなどで一躍時の人となった棟方は、作品の注文や来客が絶えず、多忙を極めていました。そうした喧騒から離れ、制作のための時間と落ち着いた環境を確保できる場が、広いアトリエと庭を備えた鎌倉山の雑華山房でした。1970年頃には制作だけでなく生活の拠点も東京の自宅からここに移しました。
人気も評判も絶頂を迎えた棟方は、1960年代には公共施設へ提供する板壁画の制作という新たな取り組みにも挑戦します。特筆すべきは、青森県庁正面玄関を飾る1961年の《花矢の柵》と、倉敷国際ホテルロビーを飾る1963年の《大世界の柵》。それぞれ横幅約7m、約13mの大画面です。雑華山房の広い芝生の庭はこれらの制作に非常に有用で、使用する全ての板木を一度に並べることができ、そこに直接墨で下絵を描くという方法で制作されました。後に、この庭の部分には長年の夢であった自身の美術館「棟方板画美術館」を建設、1974年71歳の誕生日に開館しました。
こうした大作に挑むなどめざましい活躍を続ける一方、自宅から見える富士山や庭に咲いたヒマワリ、それらを背景にした自画像など、自身の周辺を題材にした小品を多く描くようにもなりました。1963年には還暦を迎え、その後病も経験したことで、原点に立ち返るとともにこれまでの自己を顧みる時間も大切にしていたのかもしれません。そんな雑華山房での棟方の日々を、そこで制作した勢い溢れる作品や、穏やかな日常の一場面を切り取った写真などを通して追想します。
ホームページ
https://munakatashiko-museum.jp/spring_exhibition/
会場住所
〒030-0813
青森県青森市松原2-1-2
交通案内

東北自動車道 青森中央インターから約15分

タクシー
新青森駅から約20分
青森駅から約10分
青森空港から約30分

飛行機
市営バス 青森駅行きへ乗車約35分、青森駅でバス乗り換え

JR
JR 新青森駅(新幹線)南口下車
市営バス①のりば「東部営業所」「県立中央病院前」へ乗車約25分
堤橋下車 徒歩約10分

JR 青森駅(在来線)下車
市営バス駅前③のりば「横内環状―青森駅」「中筒井経由昭和大仏」などへ乗車約15分
棟方志功記念館通り下車 徒歩約4分
市営バス駅前②のりば「国道経由東部営業所」へ乗車約12分
堤橋下車 徒歩約10分
詳しくは青森駅前、青森市観光交流情報センター内市営バス青森駅前案内所(017-722-6702)でお尋ねください。
ホームページ
https://munakatashiko-museum.jp/
青森県青森市松原2-1-2
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