新潟市歴史博物館の開館記念特別展として、中国西安市と陜西省の協力を得て「長安文物秘宝展 千年王都西安の至宝」を開催します。かつて、西周・秦・漢・隋・唐の都が置かれた陜西省の省都西安市域には、その繁栄を誇った京城や官司・邸宅・王陵・墳墓などの遺跡があり、西安市はそれらから出土した多くの文物を所蔵しています。王都西安の至宝を公開するこの展覧会は、中国文明の先進性を示す文物と歴史を紹介するとともに、新潟と西安の両市の友好を深め交流をはかることを目的に、新潟市のみで開催するものです。
西周の青銅器、漢の長安城を飾る瓦、唐の華麗な宮廷生活を偲ばせる俑や陶磁器などのほか、新潟で初公開となる秦の兵馬俑2点を含む80点(内16点は国宝にあたる1級文物)を、新潟市歴史博物館と新潟市美術館の2会場で紹介します。