- タイトル等
特別展
大蒔絵(だいまきえ)展
―漆(うるし)と金の千年物語
国宝14件、重要文化財24件を含む歴代の名品を一挙公開!
- 会場
- 徳川美術館
- 会期
- 2023-04-15~2023-05-28
[前期]4月15日(土)~5月7日(日) [後期]5月9日(火)~5月28日(日)
●今後の状況によっては、展覧会・イベントが変更・中止となる場合がございます。
- 休催日
- 月曜日 ※GW期間:5月2日(火)~5月7日(日)は休まず開館
- 開催時間
- 午前10時~午後5時
(入館は午後4時30分まで)
- 観覧料
- 一般1,600円・高大生800円・小中生500円
※20名様以上の団体は一般1,400円、高大生700円、小中生400円
※土曜日は高校生以下入館無料
- 主催者
- 徳川美術館、MOA美術館、三井記念美術館、朝日新聞社
- 協賛・協力等
- 後援|國華社、漆工史学会、日本工芸会
協力|あいおいニッセイ同和損保
- 概要
漆で絵を描き、金粉や銀粉を蒔きつけて文様をあらわす「蒔絵」は、日本文化において長きにわたり理想美の象徴となっています。本展覧会はMOA美術館、三井記念美術館、徳川美術館の3館が共同で開催し、平安時代から現代の漆芸家作品にいたるまで、3会場で国宝25件、重要文化財50件を含む計188件を展観して、蒔絵の全貌に迫ります。
最後の開催となる徳川美術館では、国宝14件、重文24件を含む約120件を展示。国宝「初音蒔絵調度」(徳川美術館蔵)をはじめ、平安時代の和様意匠の完成を示す国宝「仏功徳蒔絵経箱」(藤田美術館蔵)や重文「野辺雀蒔絵手箱」(金剛寺蔵)、国宝「籬菊螺鈿蒔絵硯箱」(鶴岡八幡宮蔵)をはじめとする鎌倉時代の蒔絵の名品、琳派様式の蒔絵、江戸時代から近代に活躍した名工による作品など、各時代を代表する名品に、現代の人間国宝を加えた選りすぐりの蒔絵をご紹介します。
さらに国宝「源氏物語絵巻」(徳川美術館蔵)をはじめとした物語絵巻や屏風、書跡なども併せて展観し、日本人が追求した美の系譜をたどります。
- イベント情報
- [記念講演会]
「蒔絵の魅力 - 初音の調度を中心として」
講師:室瀬 和美氏(重要無形文化財「蒔絵」保持者)
日時:4月15日(土)午後1時30分~午後3時(開場:午後1時)
定員:70名(事前申込制/先着順)
会場:徳川美術館 講堂
参加費:2,000円(入館料別途要)
[土曜講座]
①「源氏物語絵巻と初音の調度 -二つの国宝に見る日本の伝統美-」
学芸部部長代理 吉川 美穂
②「尾張徳川家における演能」 学芸部マネージャー 並木 昌史
日時:①4月22日(土) ②5月13日(土)
各日午後1時30分~午後3時(開場:午後1時)
定員:各日70名(事前申込制/先着順)
参加費:各800円(入館料別途要)
[本格体験講座]
「漆芸家に学ぶ!世界に1つだけの蒔絵オリジナルスプーンをつくろう!」
講師:安藤 源一郎氏(漆芸家・日本工芸会正会員)
鵜飼 敏伸氏(漆芸家・日本工芸会正会員)
日時:4月23日(日)
[午前の部]午前10時30分~午前12時30分 [午後の部]午後2時~午後4時
定員:各10名(事前申込制/先着順)
参加費:11,000円(入館料別途要)
[能楽特別講座]
「能へのいざない」
講師:片山 九郎右衛門氏(観世流能楽師)
日時:4月30日(日)午後1時30分~午後3時(開場:午後1時)
定員:70名(事前申込制/先着順)
参加費 2,500円(入館料別途要)
[学芸員の見どころトーク]
①「大蒔絵展 -漆と金の千年物語」
②「能の世界 -神・男・女・狂・鬼-」
日時:①5月14日(日) ②5月20日(土)
午後2時~午後2時30分(開場:午後1時30分)
定員:各日70名(当日会場にて先着順/入館者聴講自由)
※各種講座・イベントへの申込方法など、詳しくは当館ホームページをご覧ください。
- 展示替え情報
- *会期中、展示替えがあります。
- ホームページ
- https://maki-e.exhibit.jp/