- タイトル等
永田玄の眼 タイ古陶の美
- 会場
- 長崎県美術館
常設展示室第1室
- 会期
- 2023-10-27~2024-01-21
最新の開催状況及び注意事項は、長崎県美術館ウェブサイトまたはお電話にてご確認ください。
- 休催日
- 11月13日(月)・27日(月)、12月11日(月)・25日(月)、12月29日(金)~2024年1月1日(元日)、1月9日(火)
- 開催時間
- 10:00~20:00
(1月2、3日は18:00まで)
※最終入場は閉館30分前まで
- 観覧料
- 一般420(340)円、大学生・70歳以上310(250)円、小中高生210(170)円
○( )内は15名以上の団体料金。○県内在住の小・中学生は無料。○学校行事の一環として、県内の小・中・高・特別支援学校生が利用する場合は、引率の教員を含め無料。○身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、障害福祉サービス受給者証、地域相談支援受給者証、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)医療受給者証、先天性血液凝固因子障害等医療受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証提示者及び介護者1名は無料。○企画展『浪漫の光芒ー永見徳太郎と長崎の近代』のチケットでも観覧できます。※対象期間/2023年10月27日(金)~2024年1月8日(月・祝)
- 主催者
- 長崎県、長崎県美術館
- 概要
ユニークな生物の形をした、あるいは独特の色と質感をまとった、古い器の数々。植物や魚などの文様表現はエネルギッシュで、描かれた線はのびやかで優しく、器が生まれた土地の自然や風土をも感じさせるかのようです。
これらを見て何となく「私たちにあまりなじみのないやきものだ」と思う方は多いかもしれません。しかし、16世紀頃より長崎と交流のあった東南アジアの古いやきものだと聞くと、不思議な親しみがわいてくるのではないでしょうか。長崎県内で土の中から東南アジアの器が出てくる例は意外と多く、また、キリシタンの信仰用具として保管されてきたタイの壺も存在します。実は長崎と深い関わりがあり、捉えがたい魅力と謎に包まれている、東南アジアのやきもの。それらと向き合い、その特色にじかに触れることは、よく知られる中国やオランダとの交流関係にとどまらないリソースをもとに、「長崎」の自画像を生き生きと描き直す試みにもつながるはずです。
本展は、長崎ゆかりのコレクター、永田玄のタイ古陶コレクションを特集するものです。永田はこれまで30余年にわたりタイに足を運び、タイの古いやきものを集めてきました。その蒐集活動は、自身の直感や衝動のようなものに強く突き動かされ、内なる自分との闘いのようでもあったと語ります。仕事をし、平穏な生活を送る一人の人間が、一方で途方もない情熱を傾けて集めるに至った古陶の数々。私たちと同じ生活者として、そして蒐集家としての永田ならではのユニークな視点や言葉を併せてご紹介し、タイ古陶の魅力を存分に味わう場を皆様にご提案します。
- イベント情報
- 担当学芸員によるギャラリートーク(当日受付)
●日時/10月28日(土)14:00ー14:30
●会場/常設展示室第1室
●定員/先着15名
●講師/川口佳子(長崎県美術館学芸員)
永田玄(蒐集家)
●料金/無料(要コレクション展観覧券)
永田玄との対話(当日受付)
骨董、タイ陶器、住空間、編集、長崎…。蒐集家・永田玄が関心を寄せてきたさまざまなテーマについて、永田コレクションを知る方々と永田玄との対談を開催します。
●日時/11月11日(土)
第一部13:30ー14:30(13:00開場)
第二部14:40ー15:40
●会場/ホール
●定員/先着100名
●登壇者/第一部 南雲浩二郎(クリエイティブディレクター)
第二部 岡本仁(編集者)
●料金/無料(要コレクション展観覧券)
タイ北部の陶磁についての講演会(当日受付)
東南アジア陶磁の中でも、特にタイ北部の陶磁を中心とする永田コレクション。日本ではあまりなじみのない方も多いこの分野の陶磁について、専門家のお話を伺います。
●日時/12月17日(日)11:00ー12:00(10:30開場)
●会場/ホール
●定員/先着100名
●講師/矢島律子(鶴見大学教授)
●料金/無料(要コレクション展観覧券)
- ホームページ
- http://www.nagasaki-museum.jp/permanent/archives/912