フィンランドを代表するライフスタイルブランド、イッタラ。ヘルシンキの北約120kmにあるガラス工場から出発した同ブランドは、アルヴァ・アアルトやカイ・フランクら、デザイン史をけん引した建築家やデザイナーとともに歩んできました。美しさと機能性をすべての人へ提供するという思想のもと送り出されたプロダクトは、今なお世界中で愛され続けています。本展は、イッタラ創立140年を記念しフィンランド・デザイン・ミュージアムが開催した展覧会を再構成し、日本との関係に焦点を当てた章を加えたものです。ガラスを中心に、陶磁器、映像等をあわせた約450点を通して、イッタラの技術と哲学、デザインの美学に迫ります。