今年のスポット展示「五月人形」には鯉幟が登場します。
天理市内の旧家から寄贈された明治末の木綿製の大きな鯉幟です。
5月8日のマンデートークでも鯉幟の歴史についてお話いたしますので、ぜひ間近でご覧ください。
その他、甲冑や3頭の神馬、馬具も併せて展示しています。
甲冑は、今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」の戦場シーンで将兵が着用する近世型です。
一方、武者人形は大鎧とよばれる大将の戦場での凜々しい正装姿です。
この人形は義経ですので、鎧が最も美麗だった源平時代のものです。
武装の変遷、いわば“見映え”より“実戦”重視への変化を感じていただきたいと思います。