1978年に開館した愛知県陶磁美術館(旧名は愛知県陶磁資料館)と、1992年に開館した愛知県美術館(前身の愛知県文化会館美術館は1955年開館)。数十年間の収集活動の結果、現在この二つの美術館にはそれぞれ8,000件以上の作品が収蔵されています。本展では両館の学芸員がアイデアを出し合って、縄文から現代までのコレクションの中から4つのテーマに沿って作品をご紹介します。これまでにも、年1回県内で開催する移動美術館などで両館の作品が並ぶ機会はありましたが、愛知県美術館の展示室を使って大規模に展開するのは初めての試みとなります。美術や陶芸といったジャンルを超えて共鳴しあう作品にどうぞご期待ください。