タイトル等
追憶の歌
日本画家 福井爽人
会場
市立小樽美術館
会期
2023-04-29~2023-07-23
休催日
毎週月曜日(7/17を除く)、5/2(火)、5/9(火)~5/11(木)、7/18(火)・7/19(水)
開催時間
開催時間
9:30~17:00
(最終入館は16:30まで)
観覧料
一般 700(560)円/高校生・市内高齢者 350(280)円/中学生以下無料
※1F「中村善策記念ホール」、3階「一原有徳記念ホール」とあわせてご覧いただけます。 ※( )内は20名以上の団体料金
協賛・協力等
助成:公益財団法人朝日新聞文化財団/公益財団法人野村財団 協賛:市立小樽美術館協力会 後援:北海道新聞小樽支社
概要
日本画家・福井爽人は、1937(昭和12)年旭川市新町に福井貞一・チエの長男として生まれ、2歳のとき一家で小樽市潮見台に移住、多感な青少年期を小樽で過ごした。
美術への関心は早く、潮見台中学校時代に、国画会所属の版画家・河野薫の指導を受ける。画集で知る日本画の世界に憧れを抱くものの、北海道では日本画の歴史は浅く学ぶ機関も指導者も少なかった。
父・貞一は北海道小樽潮陵高等学校の英語教師を務め、爽人は同校に高校2年まで学び、その後父の転勤にともない、札幌北高等学校に転入した。卒業後は上京し、日本大学芸術学部に進学するが、当時28歳で東京藝術大学助手の平山郁夫との出会いから藝大進学を決意、1961年東京藝術大学美術学部日本画専攻に進んだ。さらに同大学院修士課程修了後、藝大助手となり法隆寺金堂壁画再現模写に参加し、1991年日本画科教授となり、現在は名誉教授である。
在学中から院展を中心に作品を発表し、1969年第54回院展奨励賞受賞、その後1981年まで計7回にわたり同展にて奨励賞を受賞。1982、1983年日本美術院賞、1991年内閣総理大臣賞、1993年文部大臣賞を受けている。その作風は初期から繊細な叙情性を湛えたものであったが、1980年代から中国・インドを旅し取材を重ねるなかで、日本美術の源流である遥かな地への想いが凝縮し、代表作が次々と生み出された。日本美術院では1983年同人・2020年顧問を務める。小樽を遠く離れて数十年が過ぎても、故郷に対する思いは色あせることはないと語り、2020年(令和2)年福井爽人は、春の院展、再興美術院展覧出品作5点を小樽市に寄贈することを決意した。
本展は、福井爽人自身が選りすぐった2010年以降の代表作に、国内外の旅で描いたパステル・素描を加え、辿り着いた新境地を展覧するものです。繊細な筆致、詩情豊かな作品の魅力を堪能できる機会となります。
イベント情報
■対談
福井爽人(本展出品作家)×奥岡茂雄(美術評論家)
「福井爽人の芸術」
1階研修室 事前予約50名様
6月10日(土)14:00-15:30

■平間さと子 ピアノコンサート
【予定】6月24日(土)14:00-15:00
2階特別展示室内 事前予約50名様

■学芸員によるアートレクチャー
7月1日(土)14:00-15:00
2階特別展示室内 事前予約20名様

■Museum Concert
箏咲楽雅会
アンサンブルSAKURA
箏などによるミュージアムコンサート。
日時:5月28日(日) 午後2時から2時40分
場所:美術館2階企画展示室
料金:観覧料のみ
定員:50名(先着)
申込:電話受付(0134-34-0035)に電話してください。
※事前ご予約の方には、「福井爽人ポストカード」2枚組をプレゼント!
出演:箏咲楽雅会、アンサンブルSAKURA
ホームページ
https://www.city.otaru.lg.jp/docs/2023040900022/
会場住所
〒047-0031
北海道小樽市色内1-9-5
交通案内
○JR小樽駅から 徒歩でおよそ10分
(国道5号線を札幌方向へ進み、産業会館の交差点を海側方向へ左折。手宮線跡地及び日銀金融資料館の近くです)

○中央バス「本局前」バス停から 徒歩でおよそ5分
ホームページ
https://www.city.otaru.lg.jp/categories/bunya/shisetsu/bunka_kanko/bijyutsukan/
北海道小樽市色内1-9-5
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