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タイトル等: 企画展3
イン・ビトウィーン
早瀬龍江ジョナス・メカス林芳史潘逸舟

さまざまな境界の間(あわい)で思索する4名の作家
会場: 埼玉県立近代美術館
会期: 2023-10-14～2024-01-28
状況により休館および会期変更の可能性があります。ご来館前に当館ウェブサイトで最新情報をご確認ください。
休催日: 月曜日(1月8日は開館)、年末年始(12月25日～1月3日)
開催時間: 10:00～17:30
(展示室への入場は17:00まで)
観覧料: 一般1000円(800円)
大高生800円(640円)
( )内は20名以上の団体料金
中学生以下と障害者手帳をご提示の方(付き添い1名を含む)は無料です。
企画展観覧券(ぐるっとパスを除く)をお持ちの方は、あわせてMOMASコレクション(1階展示室)もご覧いただけます。
主催者: 埼玉県立近代美術館、さいたま国際芸術祭実行委員会
協賛・協力等: 協力=RE:VOIR 広報協力=JR東日本大宮支社、FM NACK5
概要: 日常と非日常、虚構と現実、過去と現在、国境、ジェンダーなど、世界には目に見える、あるいは目に見えない多くの境界があります。境界の存在は、世界を分断する障壁となることもあれば、他方では自分の居場所を守るための拠りどころになることもあります。また、自己と他者を厳然と分断するようにみえた境界線は、時に曖昧なものでもあり、私たちはそのあわいを行き来している存在であると気が付くようなこともあるでしょう。過去から現在まで、多くの作家がこうした境界の多様なあり方に着目し、作品を通してそれを浮かび上がらせようとしてきました。また、境界に立つ当事者としての自身のアイデンティティに向き合い、制作を続ける作家も少なくありません。
本展はこうした視点から、近年当館の収蔵作家となった早瀬龍江(はやせたつえ)(1905-1991)、ジョナス・メカス(1922-2019)、林芳史(はやしよしふみ)(1943-2001)に、ゲスト・アーティストとして潘逸舟(はんいしゅ)(1987年生まれ)を加えた4名の作家に焦点をあてます。
展覧会のタイトル「イン・ビトウィーン」(In Between)は、ジョナス・メカスの映像作品からとられています。本展では、日常的な営みを起点に、絵画、版画、ドローイング、映像などそれぞれのメディアを用いた試みを重ね、他者との境界やアイデンティティについて思索を深める各作家の足跡を、作品や関連資料を通して紹介します。さまざまな境界線のあわいに立ち、往還する作家たちの眼差しと手探りは、現在に生きる私たちの視野を豊かに広げてくれることでしょう。
イベント情報: アーティスト・トーク
潘逸舟(出品作家)×長島有里枝(アーチスト)
10月14日[土] 15:00-16:30(開場は14:30)
場所|2階講堂
定員|80名(申込不要、先着順)
参加費|無料

ワークショップ「見つめる窓」
講師|潘逸舟(出品作家)
12月3日[日]、12月10日[日] 各13:30-15:30
・2日間のワークショップです
定員|10名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)
対象|小学校中学年以上(2日間参加できる方)
申込方法|当館ホームページからお申し込みください
申込期間|11月1日[水] - 11月17日[金]
内容|展覧会を鑑賞し、自分だけの窓を作ります
・企画展観覧料が必要です

担当学芸員によるギャラリートーク
1月13日[土] 15:00- (30分程度)
場所|2階企画室
・企画展観覧料が必要です

ジョナス・メカス映像作品上映会&トーク
①第1回
11月12日[日] 13:30-15:40(開場は13:00)
プログラム|「いまだ失われざる楽園、あるいはウーナ3歳の年」「富士山への道すがら、わたしが見たものは…」(16mmフィルムによる上映)
配給|メカス日本日記の会

②第2回
12月24日[日] 13:30-15:15(開場は13:00)
プログラム|「アンディ・ウォーホルの授賞式」「楽園の「こちら側」ほか(デジタル上映)
配給|RE:VOIR、メカス日本日記の会

③ゲストによるトーク
清原惟(映画監督・映像作家)×井戸沼紀美(「肌蹴る光線」主宰)
12月24日[日] 15:30-(1時間程度)

①～③共通
場所|2階講堂
定員|60名(事前申込制、先着順、複数申込可)
参加費|無料
申込方法|当館ホームページからお申し込みください
受付開始日|10月3日[火]
・プログラムの詳細は当館ホームページをご覧ください

スライド・トーク
ご希望のグループにスライドを使って本展覧会の見どころをご案内します(予約制)。
お問合わせ・ご予約は教育・広報担当(tel:048-824-0110)まで。
ホームページ: https://pref.spec.ed.jp/momas/2023in-between