- タイトル等
「前衛」写真の精神:なんでもないものの変容
瀧口修造・阿部展也・大辻清司・牛腸茂雄
- 会場
- 千葉市美術館
- 会期
- 2023-04-08~2023-05-21
前期 4月8日[土]-4月30日[日]/後期 5月2日[火]-5月21日[日]
※内容やイベントが変更になる場合があります。最新の状況はホームページをご確認ください。
- 休催日
- 休館日:5月1日[月] 休室日:4月17日[月]
- 開催時間
- 10:00~18:00
[金・土曜日は20:00まで] ※入場受付は閉館の30分前まで。
- 観覧料
- 一般1,200円(960円)、大学生=700円(560円)、小・中学生、高校生=無料
※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料。
※( )内は前売り、市内にお住まいの65歳以上の方の料金。
※前売り券は、ミュージアムショップまたはローソンチケット(Lコード:31440)、セブンイレブン(セブンチケット)、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」「都賀駅」「千城台駅」の窓口にて4月7日まで販売(4月8日以降は当日券販売)。
※本展チケットで7階「実験工房の造形」、5階常設展「千葉市美術館コレクション選」もご覧いただけます。
◎リピーター割引:本展チケット(有料)半券のご提示で、会期中2回目以降の観覧料が半額になります。
◎ナイトミュージアム割引:金・土曜日の18:00以降は、観覧料が半額になります。
※割引の併用はできません。
- 主催者
- 千葉市美術館
- 協賛・協力等
- 特別協力:武蔵野美術大学 美術館・図書館 企画協力:株式会社アートインプレッション
- 概要
本展覧会では、瀧口修造(たきぐちしゅうぞう)、阿部展也(あべのぶや)、大辻清司(おおつじきよじ)、牛腸茂雄(ごちょうしげお)の4人の作家の交流と創作を辿りながら、1930年代から80年代にわたる日本昭和写真史の一断片をご紹介します。
1930年代、技巧的な前衛写真が活発に発表されるなか、瀧口は、写真におけるシュルレアリスムとは「日常現実のふかい襞(ひげ)のかげに潜んでいる美を見出すこと」だと語りました。
本展は、この思想をひとつの軸としています。
瀧口とともに38年に「前衛写真協会」を立ち上げた阿部は、瀧口に共鳴し、街の風景にカメラを向けました。また、瀧口と阿部に強く影響を受け、交流もあった大辻は、「なんでもない写真」と題したシリーズを手掛けます。
そして、大辻の愛弟子・牛腸は、「見過ごされてしまうかもしれないぎりぎりの写真」という自身の言葉どおり、独自の視点で周囲の人々や風景を捉えました。
4人の作家の思想や作品は、互いに影響を与えあい、前衛写真として想起される技巧的なイメージを超えた「前衛」の在り方を示します。戦前から戦後へと脈々と引き継がれた、「前衛」写真の精神をご堪能ください。
- イベント情報
- ●講演会「瀧口修造と前衛写真」
講師:藤村里美(東京都写真美術館学芸員)
4月22日(土)14:00-15:30
●映画上映会「SELF AND OTHERS」
佐藤真監督による牛腸茂雄に迫ったドキュメンタリー映画「SELF AND OTHERS」を上映します。(協力:ユーロスペース)。
5月3日(水・祝)14:00-15:00
*当日、託児サービスデーを開催します。
詳細はホームページをご確認ください。
●市民美術講座「実験工房の精神史」
講師: 藁科英也(当館上席学芸員)
4月29日(土・祝)14:00-15:30
●市民美術講座「『なんでもない』をさぐる」
講師:庄子真汀(当館学芸員)
5月13日(土)14:00-15:30
○ワークショップ
「カメラを使わない写真!フォトグラムを体験してみよう」
(事前申込制)
講師:清水裕貴(写真家、小説家)
5月7日(日)13:30-15:30/定員10名/対象小学校高学年~/参加費1,500円/4月26日(水)申込締切
○担当学芸員によるショートレクチャー
4月12日(水)14:00-14:30/1階多目的室にて/先着30名程度/参加無料
○美術館ボランティアスタッフによるギャラリートーク
4月12日を除く会期中の毎週水曜日14:00-/先着5名(当日13:30より8階受付にて整理券配布)/参加無料(要展覧会チケット)
●印はすべて11階講堂にて、定員80名(当日12:00より1階にて整理券配布)、参加無料(要展覧会チケット)。
そのほか詳細はホームページをご確認ください。
- 展示替え情報
- ※大幅な展示替えがあります。
- ホームページ
- https://www.ccma-net.jp/exhibitions/special/23-4-8-5-21/