タイトル等
LABONCHI 01.
たかくらかずき メカリアル
「きっと過去のシュルレアリストたちが現代のテクノロジーを目にしたら、まずは大喜びでAI画像生成を試すんじゃないだろうか。」
会場
山梨県立美術館
ギャラリー・エコー(美術館エントランス)、芸術の森公園
会期
2023-02-28~2023-03-26
休催日
三月六~十三日、二十日
開催時間
九時~十七時
(入館は十六時半まで)
観覧料
無料
主催者
山梨県立美術館
協賛・協力等
企画デザイン協力、VI制作:小田雄太(COMPOUND inc.)
協力:STYLY
VR空間制作協力:haquxx
概要
本展は、館内空間、芸術の森公園、そして仮想空間を舞台に、山梨県出身の作家たかくらかずきの作品世界を展観する企画です。タイトルとして付された「メカリアル」は、シュルレアリスム(超現実主義)が日本に上陸した際の「機械主義」と呼ばれる傾向に着目した、たかくらによる造語です。本展の制作にあたり、たかくらの出発点となったのは、日本におけるシュルレアリスムの展開の黎明期より活躍した山梨県出身の画家、米倉壽仁(よねくらひさひと)(1905-1994)の作品鑑賞でした。

たかくらは、日本で広く共有される信仰の中に息づく「存在を信じるが触れることのできない、向こう側のものたち」を「デジタル上の存在」に極めて近いものと捉え、AIによる画像生成、ピクセルアニメーション、3Dプリント、VR(仮想現実)、NFTといったデジタル技術を用いて表現する作家です。米倉が晩年に取り組んだ、東洋思想、仏教、土着の信仰とシュルレアリスムを融合させ、現実世界を凌駕するようなイメージを生みだす探求に、たかくらは自身の制作活動との重なりを見出しました。

本展でたかくらは、機械と自然、メタバースと現実世界、AIと人間、合理と不合理といった、2つの異なる世界の和合を試みます。たかくらと米倉、2人の山梨県出身作家の共鳴から生まれる新しいイメージを、館内空間、芸術の森公園、そして仮想空間でご鑑賞ください。

※会期中、館内美術図書室で、VRゴーグルを用いた仮想空間体験をお楽しみいただけます。
イベント情報
①NFT道祖神巡り
会期中、館内、芸術の森公園内に展示される道祖神をモチーフにした立体作品を巡って、作品付近のQRコードにアクセスしてみよう。
一か所あたり先着1000名様に、NFT付きデジタル作品をプレゼント!
※参加無料。詳細は、会期中、館HPと展覧会場でお知らせいたします。

②座談会
「メカリアル」、シュルレアリスム、現代
「メカリアル」展の制作意図を解きほぐし、作家・作品の世界に迫ります。
●登壇者:たかくらかずき氏(美術作家)、長谷川新氏(インディペンデントキュレーター)、小坂井玲、森川もなみ(当館学芸員)
●日時:3月18日(土)13:30~15:00頃
●定員:50名程度を予定(先着順)
●場所:ワークショップ室 ※申込不要、聴講無料。

③座談会
メタバース、NFTと美術館
インターネットの新しいあり方と共に語られるメタバース、NFTが美術館にもたらす可能性について、探索的なトークセッションを行います。
●登壇者:たかくらかずき氏(美術作家)、小田雄太氏(COMPOUND inc.)、井倉北斗氏(Psychic VR Lab.)、小坂井玲(当館学芸員)
●日時:3月19日(日)14:00~15:30頃
●定員:50名程度を予定(先着順)
●場所:講堂 ※申込不要、聴講無料。

④ワークショップ
ドット絵でカミを描こう!メタバースに展示しよう!
身近な自然や事物には、カミサマが宿っている?
あなただけの「カミサマ」を描き、仮想空間に展示してみよう。
●講師:たかくらかずき氏(美術作家)、小田雄太氏(COMPOUND inc.)
●日時:3月18日(土)、3月19日(日)10:00~11:30
●定員:5組10名
●対象:小学校低学年以上の子どもとその家族(※両日通して参加いただける方)
●場所:ワークショップ室 ※参加無料。

ワークショップ申込
●申込方法:お電話でお申込みください。(055-228-3322)
●申込期間:2月21日(火)午前9:00~(定員になり次第締め切り)
ホームページ
https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/exhibition/2023/956.html
会場住所
〒400-0065
山梨県甲府市貢川1-4-27
交通案内
■ 甲府駅からのアクセス

▪ 甲府駅バスターミナル(南口)より
御勅使・竜王経由敷島営業所・大草経由韮崎駅・貢川団地各行きのバスで 約15分 「県立美術館」下車。(料金:片道 280円)

▪ タクシーで 約15分。(料金1,700円程度)

■ 自家用車でのアクセス

中央自動車道 甲府昭和インターチェンジより 約10分
料金所を昇仙峡・湯村方面へ出て、200m先を左折、徳行立体南交差点を左折、アルプス通りを約2km直進、貢川交番前交差点を左折、国道52号を約1km左側。
ホームページ
https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/
山梨県甲府市貢川1-4-27
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