- タイトル等
- 会場
- 島根県立石見美術館
島根県芸術文化センター「グラントワ」内
- 会期
- 2023-02-04~2023-04-03
◆施設の開館状況、展覧会の会期、関連プログラムなどが変更・中止になる可能性があります。ご来館の前には、グラントワホームページにて最新の情報をご確認ください。
- 休催日
- 毎週火曜日(3月21日は開館)、3月22日(水)
- 開催時間
- 9時30分~18時
(展示室への入場は17時30分まで)
- 観覧料
- 当日券/一般:300(240)円、大学生:200(160)円、高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金 ※各種障がい者手帳、被爆者健康手帳をお持ちの方、およびその介助者(1名まで)は入場無料
- 主催者
- 島根県立石見美術館、しまね文化振興財団、TSKさんいん中央テレビ
- 概要
澄川喜一(1931年~)は島根県鹿足郡六日市町(現・吉賀町)出身の現代彫刻家です。全国各地で約100点もの野外彫刻を手がけたほか、東京スカイツリーRのデザイン監修をはじめとする、都市部の建築分野のデザインや環境造形の仕事を担い、高い評価を受けてきました。また、母校・東京藝術大学で教授および学長を務め、首都圏で精力的な制作活動を続ける一方、故郷である島根県や、青春時代を過ごした山口県で文化行政の要職を担ってきました。こうした数多くの功績が表彰され、2020年には文化勲章を受章しています。
本展は、2020年度、および2021年度に島根県に寄贈された彫刻作品120点のなかから、選りすぐりの彫刻作品約50点を紹介するとともに、作品とあわせて受贈した膨大な作家資料のなかから、野外彫刻のスケッチや図面、下絵やマケット、石膏原型、収集していたものなど、今まであまり表に出てこなかった「澄川喜一の仕事」に着目して紹介いたします。この機会に、澄川喜一の生み出す造形の奥深さを知り、郷土の作家についての理解が深まることを願います。
- イベント情報
- 澄川喜一は、彫刻制作では欅(けやき)や樟(くす)など多種類の木を主材とし、野外彫刻には耐久性のある石や金属を用いてきました。特に石は、山口県の黒髪島で採れる御影石「徳山みかげ」にこだわり、数多くの野外彫刻を制作しています。
本展では、澄川の制作を長年にわたって支えてきた「石」と「木」のスペシャリストのお二人をそれぞれ講師にお招きした、記念講演会とワークショップを開催いたします。澄川芸術の魅力にふれつつ「石」と「木」の専門家の話を聞ける、またとない機会です。ふるってご参加ください。
記念講演会
「石のはなし-澄川作品と徳山みかげ」
日時:2月11日(土・祝)14:00~15:30
講師:秋本治隆(黒髪石材株式会社) 会場:講義室
申込不要/先着40名/参加無料
※ただし観覧券またはミュージアムパスポートが必要
ワークショップ
「木でつくる-小さなモニュメント」
展示室で作品の素材である木についてのお話を聞いた後、木材で小さなモニュメントをつくります。
日時:3月18日(土)14:00~16:00
講師:熊谷広実(中村木材工業株式会社)
会場:講義室
対象:どなたでも(小学3年生以下は保護者同伴)
事前申込制/先着15名/参加無料
※ただし観覧券またはミュージアムパスポートが必要
申込方法:事前にメールか電話にて、①イベント名②氏名③電話番号④参加人数をお知らせください。
【関連プログラム申込み専用アドレス】
[email protected]
TEL:0856-31-1860(グラントワ代表)
美術講座
「澄川喜一の仕事-モニュメントの作り方」
巨大なモニュメントは一人では制作できません。
澄川喜一が多くの人々と共に、モニュメントを完成させてゆく過程を探ります。
日時:3月4日(土)14:00~15:30
講師:的野克之(当館館長)
会場:講義室
申込不要/先着40名/参加無料
ギャラリートーク(担当学芸員による作品解説)
日時:2月25日(土)、3月12日(日)、26日(日)
各日14:00~
申込不要/先着25名/参加無料
※ただし観覧券またはミュージアムパスポートが必要
◆新型コロナウイルス感染拡大防止のため、関連プログラムは定員を減らす場合があります。
- ホームページ
- https://www.grandtoit.jp/museum/work_of_sculptor_kiichisumikawa